地域:大阪府・高槻市に住む・・・

立地の特性上、大阪や京都のベッドタウンとしてアクセスの良さから人口も多い大阪府高槻市。市としての面積も広いため北と南でまったく雰囲気の異なる街となりますが、ベッドタウンならではの良さを持つこの街の魅力はどこにあるのでしょうか。

■梅田・京都へのアクセスの良さだけではない高槻の魅力とは

大阪府高槻市は、大阪の中心地である梅田と京都のちょうど中間に位置しています。

大阪の自治体(市区町村)の中では4番目に大きい市となるため、かなり広い市となり、大きくは山の手の北と駅前の南に分けられます。

電車でいうとJRと阪急が通っており、JR高槻駅は新快速も止まりますし阪急高槻市駅も特急が止まります。京都に行くにも大阪に行くにも非常に便利な位置にあります。

JR高槻駅と阪急高槻市駅は直結しているわけではありませんのですぐ近くにあるわけではありませんが、それでも7分程度歩けば着くぐらいの距離にあります。

駅前に行けばデパートもありますし、繁華街もありますので必要なものは駅前まで行けば大体何でも揃うでしょう。

そのために最近は駅周辺に住む方が増えています。国道171号線沿いにはたくさんスーパーもありますのでお買い物も便利ですね。

駅前には繁華街があるものの、JRよりも北の山手に行くと緑も豊かで山手ならではの良さがあります。桜の季節や紅葉の季節に摂津峡公園へ行くと息を呑むほどの美しい光景を眺めることができますし、山の手特有の閑静な住宅街となりますので、静さや安心・安全を求めるのであれば最適な地域だとも言えます。

また、高槻市内を南北に流れる芥川沿いでは初夏にはホタルを見ることができます。この芥川を知る施設として「あくあぴあ芥川」という施設もあり、無料で芥川に生息する生き物のことを学べる水族館のような施設もあります。

このように、都会のように不便なく買い物ができる一方で豊かな自然もあるという、都会と田舎のいいところを融合した町が高槻市だと思います。

この高槻市に住む上で良い点としては、便利な場所であるということはもちろんですが、何よりも子育ての支援が充実しているという点です。

例えば妊婦検診の補助の多さです。地方自治体でもらえる補助券を使っても、毎回差額を病院でお支払いするのが普通の感覚かと思います。

しかし高槻市では妊娠すると補助券の額が多く、検診で病院での支払いはお薬が出る時のお薬代くらいです。ほとんどは補助券で賄えますのでお支払いする回数の方が少ないぐらいです。

妊娠すると一回一回の検診に非常にお金がかかってしまうイメージがありますが、高槻市はそういった補助が手厚いという面があります。

他にも、子どもが生まれた後も子育てを支援する制度が整っています。例えば高槻市内に14箇所の「つどいの広場」という子育て支援施設があります。

こちらの施設では子育てに関する質問はもちろんのことですが、リトミックやベビーマッサージなどの講座も開かれています。しかも材料費がかかるもの以外は無料で利用できるので子育て世代には非常に心強いと思います。

便利でかつ自然もあり、子育て支援も豊富な高槻市は、ただ単に梅田や京都の通勤に便利なベッドタウンというだけではなく、お子さんがいらっしゃる方、またこれからお子さんを望んでおられる方々にとっては非常に住みやすい町となっていますので、大阪の北摂への引っ越しを考えている方は選択肢の一つとしてはいかがでしょうか。

ただ北と南で雰囲気は大きく異なりますので、高槻市のどこに住むのか、ということまで考慮した方がいいかもしれませんね。

Author: iehome