鉄筋コンクリート造・鉄骨造の現場において重要なポイントとは何でしょうか?一般的な現場の流れや重要な基礎について、そして工期などについて紹介していきます。
■鉄筋コンクリート造で6か月前後、鉄骨造で4か月前後が工期の目安
今回は鉄筋コンクリート造、鉄骨造の実際の現場の流れや重要ポイントというのを紹介していきます。
まず、鉄筋コンクリート造ですが、やはり建物として非常に重量が重たくなってきますので、重要なのはやはり基礎になってきます。
基礎や躯体に使われるコンクリートにひびが入っていると建物自体の強度にも非常に大きな影響を与えることになりますので、基礎工事がしっかりと行われているか、ということは確認するようにしてください。
次に、鉄骨造ですが、やはり鉄筋コンクリート造りに比べてやや工期は早いのですが、鉄骨の接合部はしっかりと締められているかどうかの確認は必要です。
やはり、工期で言うと、どうしても鉄筋コンクリート造の方が工期は長くなってしまい、鉄骨造で4か月前後、鉄筋コンクリート造で6か月前後の工期は見ておいた方がいいでしょう。
■【参考】鉄筋コンクリート造・鉄骨造の現場の流れ
鉄筋コンクリート造の流れ | 鉄骨造の流れ |
---|---|
地縄張り | 地縄張り |
杭工事 | 掘削・土工事 |
基礎工事 | 鉄筋 |
躯体工事 | コンクリート工事 |
上棟 | 鉄骨 |
配線工事 | 外壁工事 |
サッシ工事 | 屋根工事 |
屋根工事 | サッシ工事 |
断熱工事 | 配線工事 |
木工事 | 木工事 |
外部仕上げ工事 | 外部仕上げ工事 |
内部仕上げ工事 | 内部仕上げ工事 |
竣工 | 竣工 |
これらの現場の流れは、当然ながら会社や現場ごとに変わってくるものではありますので、あくまでも参考程度にどんな流れなのか、ということを確認するようにしてください。