憧れの家、と言うと、やはりレンガ造りの家を挙げる方も多いのではないでしょうか?高いデザイン性を誇るとともに、家の強度などデメリットもありますので、レンガ造りの家に住むにあたってどのようなことを意識し、注意する必要があるかを紹介していきます。
■レンガ造りの家のメリット
憧れの家、と言うと、やはりレンガ造りの家に住んでみたい、という方も多いのではないでしょうか。海外では昔の住宅には多かったということもあり、やはりデザイン性からもあこがれの家として今も昔も人気があります。
レンガ造りの家、と言うと、私なんかはどうしても三匹の子豚を思い出してしまいますが・・・。
とはいえ、レンガ造りの家というのは通常の家に比べてやはり特徴が強く、大きなメリット、デメリットがともにあります。
まずメリットから考えていきましょう。
やはりレンガ造りの家の一番のメリットと言えば、芸術性の高いデザインが挙げられるでしょう。異国情緒あふれる雰囲気の家を作りたい、という場合はやはりどうしてもレンガ造りの家を想像してしまいます。
そして、レンガ造りの場合ですと外壁は防水程度で問題ありませんので、後々のメンテナンス費用があまりかからなくて済む、というところも大きなメリットでしょう。
他にも、そもそも焼きレンガの場合は焼いていますので、耐火性に優れているという点があります。
■レンガ造りの家のデメリットとは・・・
とはいえ、大きなデメリットもあります。
やはり総レンガ造りの家の場合ですと、強度に非常に問題があるため、耐震性が非常に弱いと言えるでしょう。そのため、総レンガ造りの家は構造の強度の問題で建築許可が下りない場合が多いです。
もちろん施工方法によっては耐震性を上げることも可能ですが、地震大国の日本においては安心できるほどの耐震性を備えるということはやはり難易度がとても高くなります。
だからといってレンガ造りの家をあきらめないといけないのか、と言うとそういうわけではありません。
今では、デザイン性の高いレンガタイルが数多く出てきていますので、外壁に直接レンガタイルを張ってしまえば、レンガの家を作ることはできます。
外壁に直接じゃなくても、外壁材のサイディングに貼ったり、そもそもレンガ風サイディングも今では多く用意されています。
どうしてもレンガの家にこだわるという方でしたら、本物の総レンガ造りの家ではないとしても、高いデザイン性のレンガ造り風住宅は作ることができますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
レンガ造りの家まとめ |
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メリット | ●芸術性の高いデザインにすることができる ●メンテナンス費用があまりかからなくて済む |
デメリット | ●耐震性が非常に弱い ●構造の強度の問題で建築許可が下りない場合が多い |
【対応策の例】 | ●外壁に直接レンガタイルを張ってレンガ造り風住宅にする、等々・・・ |