老眼、グレア対策もお忘れなく

2021年01月26日 追記・変更

高齢になると、緑内障や白内障、老眼など眼の調子がどんどん衰えてくることになります。とはいえ、日々の生活の中で眼が果たす役割は非常に大きなものです。だからこそ知っておきたい老眼やグレア対策には何があるかについて紹介していきます。

■眼の衰えで老眼やグレアを感じるように...

内装では白内障対策に注意しよう」でも紹介していますが、年を取ってくると、まず最初に体の調子が悪くなる部分として眼があります。

緑内障や白内障など眼の病気になりやすくなりますし、老眼で細かい文字などが見えづらくなります。

だからこそ、バリアフリー対応となった際には、部屋の照明を明るくするということが重要になってきます。しかし、ただ明るくするだけですと、また別の問題が出てくる場合もあります。それがグレアです。

グレアとは、過度のまぶしさを感じることにより、対象が見えにくくなったり、不快感を感じたりする現象のことを言います。このグレアについてもやはり、年を重ねて眼の機能が衰えることで起きやすくなります。

もちろん高齢になれば全員がなるというわけではありませんが、将来なる可能性があるということは認識しておく必要があります。

であれば、やはり老眼対策だけではなく、このグレア対策についても施しておく必要があります。とはいえグレア対策として何をすればいいのでしょうか?

■間接照明の活用が有効な対策に!

グレアでは、できるだけ部屋全体に均質な光が届くということが重要になります。つまりあまり陰影のできない照明計画を考える必要があります。ということは、一方向からしか照らすことができないメイン照明だけでは難しいということです。

光を積極的に取り入れよう」でも紹介していますが、やはり間接照明だけで部屋の明るさを確保しようとしても難しい部分があります。

だからこそ、メイン照明はメイン照明で用意しておいた上で、間接照明も上手に取り入れるということが大事になってきます。

そうすることで目の負担なくグレア対策を施すことができると同時に、部屋全体を明るく保つことができ、老眼対策としても機能することになります。

毎日快適に過ごすためには眼の機能というのは非常に重要になります。そして、年を取ると誰もが眼の機能の衰えを感じるようになります。だからこそ、できる対策は忘れずに取るようにしておきましょうね。

老眼、グレア対策もお忘れなくまとめ
●老眼対策としては、部屋を明るくすることが重要だが、グレアを感じやすくなる
●グレアとは、過度のまぶしさを感じることにより、対象が見えにくくなったり、不快感を感じたりする現象のこと
●グレア対策としては、メイン照明だけでなく、間接照明も上手に取り入れるということが大事
Author: iehome