収納を増やすためのアイデア

2021年01月21日 追記・変更

なかなか思うようにスペースを取れないが、今後のためにも充分な量を入れておくことができる収納スペースは確保しておきたいものです。無駄なくたくさんの量を収納できるようにするために知っておきたい収納アイデアについて紹介していきます。

■ウォークインクローゼットは無駄が多い!?

せっかく建てる新しい家、やはりすっきりと過ごすことができるようにしたいものです。

すっきりと過ごすためには、家の中にどれだけ収納スペースを取ることができるかということが大きく関わってきます。

とはいえ家の広さには限りがありますので、なかなか思うように収納スペースを取ることができないということもあるかもしれません。

だからこそ収納を増やすためのちょっとしたアイデアは知っておきたいものです。

まずそもそも「収納スペースはどれだけ必要?」でも紹介していますが、家の収納は延べ床面積の20%ぐらい用意しておきたいものです。ただ20%となるとそれなりのスペースが必要です。

そうなるとやはり人気のウォークインクローゼットスペースが欲しくなりますが、ウォークインクローゼット自体は人が歩く分だけ収納スペースが減ってしまうものでもあります。スペースの有効活用という意味では若干逆行してしまいます。

ただ使い勝手の面ではやはり使いやすい面もあります。ですので、もし今大型のタンスなどの収納家具を持っているのでしたら、タンスごと収納することができるウォークインクローゼット兼収納家具部屋としてはいかがでしょうか?

タンスなどの収納家具は無駄なくかなりの容量を収納することができます。高さも含めてかなり収納しつつ、使いやすさも考慮すれば無駄の少ないスペースとすることができます。

■収納のために小上がりを作るという考えも・・・

次に活用したいのが小上がりの下のスペースです。小上がりの下であれば小上がりのスペース分丸々収納スペースとすることができます。

ここで小上がりとしたのは、単純に床下収納としてしまうと断熱ができないなどの問題が発生する可能性があることからです。また床下収納はどうしてもかがまなければならないなど使いづらい面もありますので、小上がりの方が使い勝手がいいのです。

もちろん床下収納ではなく地下室や中2階などであれば問題ありません。「延べ床面積を増やすために」でも紹介している通り、要件を満たせば地下室は容積率の計算から除外されますし、小屋裏や中2階も1.4m以下で要件を満たせば床面積から除外されるという大きなメリットがあります。

下のスペースという意味では階段下のスペースも有効活用したいところです。もちろん階段下だけでなく、それぞれの段差も収納として利用することが可能です。

そして収納というとついつい隠すものと考えてしまいがちですが、オープンシェルフなどを活用して見せるということもできます。特に書籍やちょっとした小物でしたら、上手に飾れば部屋のインテリアとすることも可能です。

また適材適所に収納するという意味ではちょっとしたスペースであっても玄関収納やキッチン脇のパントリーなどを設けることで無駄なく使いやすい収納とすることができます。

ただ、無駄に収納スペースを広く取りすぎるのもあまり良いことだとは言えません。収納スペースがあればあるだけ、家の中にモノが溜まりやすくなってしまうという面もあります。

少しでも多く収納できるスペースを確保するということも大事なのですが、断捨離の精神で少しでも収納するものを少なくするということも大事ですよ。

Author: iehome