地域:徳島県・徳島市に住む・・・

なんと言っても阿波踊りと言えば、の街、徳島県徳島市。もちろん生活に阿波踊りは根付いていますが、自然も豊かで生活圏も広い、かなり懐の深い街になっています。そんな徳島市に住むとなったらどんな街なのかについて紹介していきます。

■関西も生活圏と言える!?

さだまさしさんの小説「眉山」の舞台となったり、夏の風物詩で今や全国規模に行われている阿波踊りの本場、鳴門の渦潮など一度は耳にしたり目にしたことがある街、『徳島県徳島市』。ここは住む上でどんな街なのでしょうか。

徳島市は四国、徳島県の県庁所在地です。美しい眺望が望める山々と、海産資源の豊富な海に囲まれた自然溢れる場所で、気候も比較的温暖とされています。
徳島平野と呼ばれる平坦な土地に清流がいくつも通るので、その肥沃な土で育った農作物は全国に出回るほど、海の幸山の幸に恵まれています。

豊かな地産の食材をこだわりのキッチンで調理する、肥沃な土を活かした家庭菜園をするスペースのある庭、こんなこともイメージできるのではないでしょうか。

車を30分程走らせれば海水浴が楽しめるビーチがあったり、美しい清流で釣りやキャンプをしたりできるので、アウトドア派の方はガレージ等のスペースも考慮しておいた方がいいでしょう。

四国と本州は本州四国連絡道路の整備開通によって交通インフラが改善され、大阪、神戸といった関西の大都市へ車で約1時間30分、電車で約2時間でアクセスできるようになりました。

これにより関西圏と人・モノの交流がさらに活発となり、関西圏に出なくてもJR徳島駅前にある百貨店、郊外には次々と複合型ショッピングセンターがオープンし、大都市都心と遜色ない買い物が市内で十分に楽しめるようになっていることから、生活用品等の買い物をどうすればよいかという地方へ移住するときにありがちな悩みも解消されるのではないでしょうか。

■やはり阿波踊りとは切っても切れない関係!

子育て世帯が重要視する点に教育環境があるでしょう。その点で言いますと、徳島市はユニークな街です。数ある施策で特筆すべきは『阿波踊り』が関係しています。

日本全国は言うに及ばず、世界的にも名の知られた阿波踊りは、コロナ禍は別としても、県外のみならず海外からも多くの観光客が訪れる徳島の夏の風物詩です。

地元の小学校では児童全員が体育の授業で阿波踊りを練習し、運動会等で発表します。

阿波踊りは踊ってみると分かるのですが、下半身や体幹が鍛えられる、リズム感を養える、団体行動を学べるなど子どもの健やかな成長を促進する教育目的として理にかなっているので、徳島市が阿波踊りを小学校の教育カリキュラムに組み入れるのは単なる町おこしの一環というわけでもないのです。

学習塾が中学受験希望児童数に対して十分にある、医学部、歯学部を持つ徳島大学があるなど、高等教育まで見据えながら子育てをできる徳島市は子育て世帯にとって魅力的な街ではないでしょうか。

さらに、徳島大学があるおかげで医院の数が人口に対し十分で、地方につきものの医療過疎の心配はありません。

地方都市の暮らしで欠かせないものは車です。徳島市も御多分に洩れず、車社会です。無料の駐車場が併設された店舗は当たり前、都会と比較して安く月極の駐車場を契約できるなど自家用車が移動手段として念頭にある街づくりとなっています。

さらに徳島市は徳島駅を起点に多くのバスが運行されていたり、徒歩圏内にスーパーや教育施設があるなど、車を運転しない、できない世帯であっても決して不便ではない住環境が整備されています。
そのため普段の生活で不便を感じにくい街だと言えますね。

また、徳島市のシンボルである眉山を眺めながら生活することができます。春には桜で色付き、夏には新緑、秋には紅葉と四季折々の色を見せる眉山は徳島で暮らす人々にやすらぎを与えてくれます。

徳島市で土地探しをするなら眉山が眺められる立地がオススメですね。その土地に眺望を楽しむレイアウトの家づくりをしてみるのはいかがでしょうか。

豊かな自然を身近に楽しみながら都会と遜色のない便利な暮らしをしたいという方、徳島市はそんな方を満足させる街です。

Author: iehome