ウッドデッキの選び方

2021年01月23日 追記・変更

ウッドデッキは選び方を間違えると頻繁にメンテナンスが必要になりますし、場合によっては木が腐って使えなくなってしまいます。庭に設置するウッドデッキの選び方を紹介していきます。

■ウッドデッキは1~2年で使い物にならなくなる!?

憧れの一軒家、そしてウッドデッキで食べる朝食・・・。やはり庭を持つ一軒家に住みますと、ウッドデッキというのは憧れるのではないでしょうか?

昔に比べて今はウッドデッキも気軽に手が届く費用で作ることができるようになりました。しかし、それだけにウッドデッキ選びにおいて後悔している方も非常に多くなってきているのが現状です。

ウッドデッキというものは、選び方を間違えてしまうと、たったの1~2年で木が腐ってしまい、使い物にならなくなる、ということが往々にしてあります。

そんなこと滅多にないでしょう・・・、と思われた方も少なくないかもしれません。しかし、正しい知識を身に付けてウッドデッキを選ばないと、そんな短期間で使い物にならなくなってしまったということは、意外に多いのです。

特に、日曜大工として自分でウッドデッキを作っている場合や、少しでも費用を抑えようとして材料代をケチってしまった場合に、1~2年で使い物にならなくなる、ということがあるのです。

当然、そんなにすぐにウッドデッキが使い物にならなくなった原因としては、メンテナンスが行き届いていなかった、ということも原因としてはあります。しかし、それよりも根本の原因として、ウッドデッキに適した木材を使っていなかった、ということが挙げられます。

■SPF材など、ウッドデッキに適さない木材についても知っておこう!

ウッドデッキに適した木材としては、「ウッドデッキは欲しい?」で紹介しているように、ウリンやイペなどいくつかありますが、適さない木材としては、ホームセンターなどで売っているSPF材などはあまり適しません。

なぜなら、SPF材などは耐久性が圧倒的に低いからです。メンテナンス次第では耐久性を上げることも可能ですが、よっぽど塗装が大好き、などという方でない限り、メンテナンスも結構な手間となってしまいます。

最近では、合成木材などの材料も出てきており、耐久性、メンテナンスの手間としても非常に優れた材料が出てきています。

ただ、見た目としてはまだまだどうしても人工感が出てしまっていますので、もし、どうしても天然の木の質感で庭にウッドデッキを作りたい、という方はできるだけ木材を吟味してからウッドデッキを作るようにしてください。

それほど木の質感にこだわりがない方でしたら、耐久性などの面から見ても合成木材というのも一つの選択肢に入れてもいいのではないでしょうか。

ただ、どちらにしてもせっかく理想の家に作るウッドデッキですので、できるだけ安物買いの銭失いにだけはならないように、正しい知識を持って、あまり費用をケチりすぎることのないようにしましょうね。

Author: iehome