床は無垢材かコルクがオススメ

2021年01月22日 追記・変更

床材には本当にさまざまな種類があるのですが、その中でもオススメできる床材とオススメしにくい床材があります。今回オススメする無垢材とコルクはなぜ床材として良いのか、どのような機能を持っているのか、ということについて紹介していきます。

■フローリングなら国産の無垢材がオススメ!

床材にこだわる!」において、床材にはさまざまな種類があることを紹介しましたが、実際にどのような床材がオススメかまでは触れていませんでしたので、今回はオススメの床材について紹介していきます。

まず、やはりフローリングでしたら国産のスギやヒノキなどの天然無垢材がオススメです。最近ではパインやチークなどの輸入材も使われることが多くなりましたが、やはり日本の気候に適した床材となると国産の方が適しています。

やはり無垢材であると余分な接着剤・防腐剤などを使用する必要もなくなり、化学物質が発生することもありませんので誰にとっても安全だと言えますし、日本の気候である湿気に関しても調湿作用を持っているという点も優れた点だと言えるでしょう。

とはいえ、注意する必要がある点としては、やはり天然の無垢材で完全に乾ききっていない木材を使用してしまうと、木が収縮してしまうことがあるという点については気を付ける必要があります。

場合によっては数センチ単位でフローリングが収縮してしまうこともありますので十分乾ききった無垢材を使用するということも大事ですよ。

■コルクの床材は多機能で高機能!

床材としてのおすすめとしてはもう1点あります。それがコルクの床材です。コルクも、かしの樹皮を粉砕、圧縮して作られる自然素材ですので、そもそも安全だと言えます。

その上でコルクの良いところとしては、断熱性を持っているという点や、遮音性に優れているという点、防水性に優れているという点、クッション性に優れているという点、肌触りが気持ちいいという点などがあります。

このように優れた点が非常に多い床材ですので、最近では特にキッチンなどの水回りにおいてよく使われるようになりました。価格的にもそれほど高級というわけではありませんので、使用しやすいという手面もあります。

色的には制限されてしまう部分もあるのですが、無垢材のように収縮するようなこともありませんので、床材としてはかなり優れた商品だと言えるでしょう。

味のある床にしたいのであればやはり国産の無垢材を、機能的に優れた床にしたいのであればコルクを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

床は無垢材かコルクがオススメまとめ
●フローリングだと国産のスギやヒノキなどの天然無垢材がオススメ
●コルクの床材も断熱性や遮音性、防水性、クッション性、肌触りなど優れている点が多い
Author: iehome