地域:北海道・千歳市に住む・・・

新千歳空港があり、北海道の玄関口として有名な千歳市。冬場の寒さは厳しいものの、それでも自然豊かで災害も少ない暮らしやすい立地。そんな北海道千歳市に住むとしたらどんな街なのか、ということについて紹介していきます。

■飛行機とは切っても切り離せない街

旅行を趣味にされている方は多いと思いますが、旅に出るのにとってもアクセスの良い街としておすすめできるのが、北海道千歳市です。

北海道の空の玄関口として、日本国内の空港では第三位の年間利用客数を誇る新千歳空港の他、航空自衛隊千歳基地もあり、千歳市はいわば、「空の街」。
日常的にたくさんの飛行機を目にします。
毎年夏には自衛隊の航空祭もあり、飛行機ファンが多数押し寄せます。
市民にとって、飛行機や空港がとても身近な存在なのです。

新千歳空港は全国の主要都市と空路で結ばれており、羽田空港へもわずか1時間半。
新千歳空港から道内各地への航空路線があるほか、国際線も運航されています。
コロナ禍によって状況は変わりましたが、近年は中国・タイ・韓国などアジアからの観光客が非常に多くなっていました。

また、千歳市のお隣・苫小牧市にはフェリーターミナルがあり、こちらも八戸・仙台・大洗・名古屋などへの定期航路があります。

札幌市まではJRの快速エアポート号が運行されていて、乗車時間は約30分。
運転本数も北海道内としては非常に多く、便利です。
観光客に人気の旭川や帯広、函館などへも、千歳市内から直通の特急列車が出ています。

もう、どこへ行くにもとても交通アクセスの良い場所なのです。

■冬の寒さは厳しいけれど、アウトドアも楽しめる!

住環境としては、空港周辺ですと若干飛行機の騒音がありますが、地域によっては家屋に防音工事が施されているところもあります。
市内のなかでも、隣の恵庭市寄りの地域であれば、騒音もそれほど気にならないレベルだと思います。

自衛隊基地の近くだと、時々演習の大砲?の音が聞こえることがあってびっくりしますが、じきに慣れてしまいます。
長く住んでいる人は全く気にしていない感じです。
北陽地区は、最近分譲がすすみ、新しい家がたくさん建っている人気のエリアです。
スーパーをはじめとした店舗や生活関連施設も充実しています。

千歳市は、内陸なので北海道内でも冬の寒さは厳しいほうですが、夏場はからりとして過ごしやすい気候です。
雪の量は、道内としてはそれほど多いほうではありません。
でも冬場には道路が凍結しますので、スタッドレスタイヤが必須。
冬道の運転には注意が必要です。

そして自然環境は、とても恵まれています。
市内から車で少し走れば、すぐにのどかな田園風景が広がります。
牛や馬がゆったりと草を食べていたりする景色も、珍しくありません。
市民の憩いの場、青葉公園には、野生のシカやリスが現れることもあります。

人気の観光スポット、支笏湖までは車で40分ほど。
日本でも有数の水の透明度と、手つかずの原生林が人気の秘密です。
水がきれいなせいか、千歳の水道水は美味しいというのも、近隣では有名です。

こうした環境から、キャンプやサイクリング、カヌーなどアウトドアのアクティビティに親しむ人も多いですね。

にも関わらず、地震、津波、台風、落雷などが少なく、また内陸部ですので津波等の心配がなく、災害リスクの少ない地域のようです。

もちろん冬の厳しさはありますが、豊かな自然と、便利なアクセスの両方を楽しめる街ですね。

Author: iehome