地域:東京都・世田谷区奥沢に住む・・・

2021年11月29日 追記・変更

広尾や田園調布など、都内には有名な高級住宅地があります。そんな高級住宅地に比べれば知名度はそこまで高くない、だけどどこよりも住みやすい街、それが世田谷区奥沢です。そんな世田谷区奥沢に住む上での特徴について紹介していきます。

名より実を取る人こそおすすめの街!

「東京23区内の閑静な住宅地に住みたい」と考えている方にぜひおすすめしたいのが、世田谷区の「奥沢」です。

隣接する大田区の田園調布や目黒区自由が丘ほど、全国規模のネームバリューはない街かもしれません。しかし、実際に住むには実は最適な住宅地なのです。

奥沢の街を一言でいうなら「実(じつ)のある住宅地」。

自由が丘のように華やかな人気ショップがたくさんあるわけでもありませんし、田園調布ほどの規模で豪邸が並んでることもありません。

しかし、交通の便、治安のよさ、小中学校や病院の充実など、特にファミリーで暮らすにはまったく過不足のない、「花よりも実のある街」なのです。

奥沢の大きな特徴が1丁目から8丁目まであるということ。全体としてはそれほど広大なエリアというわけではありませんが、丁目によって最寄駅が変わってきます。

「世田谷区奥沢」という町名に住む場合、東急目黒線「奥沢」、東急大井町線「緑ヶ丘」、同じく「九品仏」、東急東横線「自由が丘」「田園調布」の5つの駅のいずれかが最寄駅になります。

ここが、住む場合に注意すべきポイントになるでしょう。たとえば「仕事の都合上、渋谷へ直通で出たい」と思うのであれば、自由ヶ丘駅か田園調布駅に近いエリア、すなわち4~7丁目の物件がおすすめ。

全体のエリアとしては大きくないものの、普段どの路線を使うことが多くなりそうかを考えて、細かくエリアチェックをするといいでしょう。

自由が丘が日常圏内!

最寄駅の違いによって、町の表情は多少差がありますが、都内でも指折りの住宅地であることに変わりはありません。

一部、環状8号線に面していますが、一本入れば静かな環境です。ですから、特に線路際の物件でないかぎり、騒音に悩まされることもほとんどないでしょう。

また、先ほども少し触れたように、病院などの施設も近くにありますから、高齢者や子供のいる世帯も安心です。

特におすすめしたい立地は奥沢5丁目の「奥沢神社かいわい」と、奥沢6丁目の自由が丘寄りのエリアです。

閑静なのは言わずもがな、いずれも自由が丘駅に大変近いので、毎日自由が丘でショッピングできます。

先ほど紹介した最寄駅のほとんどは、駅前がそれほど繁華というわけではありません。その点、自由が丘駅周辺は全国的にも知られた「おしゃれなショップ街」ですし、飲食店も大充実。休日の楽しみも増えるにちがいありません。

教育環境がいいのも奥沢の特徴でしょう。公立学校だけでも奥沢小学校、奥沢中学校、八幡小学校、九品仏小学校があり、また住所は等々力になりますが、八幡中学校の学区域でもあります。

文化面では、なんといっても九品仏浄真寺。奥沢7丁目にあるこのお寺は大変歴史のある古刹で、境内も広やか。四季を通じて静かな自然と親しむことのできる、町民のオアシスになっています。

九品仏から自由が丘、緑ヶ丘方面への遊歩道も整備されていますから、小さな子供連れでの散策も安全に楽しめるにちがいありません。

奥沢のどこに住むかで多少街の色は変わりますが、どこに住んでも利便性含めて住み良い街、それが奥沢です。

Author: iehome