人が出入りできない窓を用意

防犯面で考えた時に、泥棒等が家に侵入してくるから経路としては、玄関よりも窓の方が多くなります。であれば防犯対策としてはいかに窓からの侵入を防ぐか、ということが有効になります。窓から人の出入りを防ぐ手段、またその際の問題について紹介していきます。

■どうすれば人が窓から出入りできなくなる?

人が出入りできない窓とはどのような窓でしょうか?はめ殺しの窓でしょうか?滑り出しの窓でしょうか?

確かに、はめ殺しの窓や滑り出しの窓は出入りができません。ただ、防犯の観点から考えると、窓を割られると簡単に人が出入りできる窓になってしまいます。

では、防犯の観点から考えると、人が出入りできない窓とはどのようなものになるでしょうか?

答えとしては、幅10センチほどの人が出入りできない窓になります。

幅としては狭いですが、開閉機能もつけた窓にすると、窓としての機能、換気や明かり取りとしては機能します。

窓としては有効に機能しつつ、幅10センチしかなければ、仮に窓を割ったとしても物理的に人が通ることができません(頭の幅は15センチ前後あります)ので、防犯上はかなり安心できる窓となります。

■大きい窓に比べるとどうしても窓の機能が・・・

とはいえ、もちろん通常の窓より幅が狭くなりますので、通常の窓とは異なる注意点とが存在します。

例えば換気の問題があります。先ほど換気もできると書いていますが、やはり窓が小さい場合、換気がうまく行われず、室内の空気が新鮮でなくなる可能性はあります。

その結果、湿度が高まり、カビの発生やシックハウス症候群のリスクが高まることがあります。

また、同じく光線の問題があります。窓が小さいと、普通の窓に比べ自然光が部屋に入りにくくなる可能性があります。これは室内の明るさだけでなく、心地よさや健康にも影響を及ぼす可能性があります。

そして大きな点として、避難路として利用することができないという点があります。万が一の火災などの緊急時に、窓が避難路として機能しない可能性があります。この点を考慮して、適切な避難計画を立てることが重要です。

窓から入ることができない反面、窓から出ることもできない、ということになります。

これらの問題を避けるためには、換気扇の設置や、窓が小さくても適度に光が入る設計、適切な避難計画などが重要です。

■幅の狭い窓の問題はどれも解決可能!

これらはどれも致命的な問題というわけではなく、解決案のある問題です。

窓の大きさが換気に影響を及ぼすという問題は、確かに懸念されるべき点ではありますが、これは窓だけに依存する問題ではありません。全体的な家の換気システムを設計することで対応可能な問題になります。

たとえば、各部屋に換気扇を設置したり、24時間換気システムを導入することで、室内の空気を新鮮に保つことができます。

また、窓の大きさが自然光の取り入れに影響を及ぼす問題についても、窓の配置やガラスの種類を工夫することで解決できます。たとえば、窓を部屋の南側に多く設けたり、光をよく通すガラスを使用することで、部屋を明るく保つことができます。

火災などの緊急時の避難路については、各部屋に少なくとも1つは人が通れる大きさの窓やドアがあることが重要です。また、避難経路の計画も事前に立て、家族全員がそれを理解していることも必要です。

要するに、小さい窓を設置することは防犯上のメリットがある一方で、それが他の機能を阻害するわけではありません。設計段階でこれらの要素を全て考慮に入れることで、小さい窓でも快適で安全な生活空間を作り出すことができます。

尚、小さい窓の設置については、確かにそのサイズから侵入者を防ぐための一部として機能します。しかし、それだけに頼るのではなく、他の防犯対策もしっかり考慮することが大事です。全ての窓の幅を狭くすることは難しいので、防犯ガラスやシャッターを利用して、窓が大きくても安全性を確保する方法も考える必要があります。

Author: house building