戦後から今まであまり必要性を感じなかったけれど、最近になって必要性を見直され始めているのが核シェルターです。過敏な反応は必要ないけれども、あるとやはり安心安全な核シェルターという手段はどうなのか、ということについて紹介していきます。
■地下に核シェルターが必要な時代に!?
福島第一原発での事故が起きてからにわかに注目を集めつつあるのが地下に作る核シェルターの存在です。
もちろんもともと戦争が起きて核爆弾が落とされた際の避難場所として作られるものですので、なかなか日本では実感がわきにくく、あまり普及していないのが現実です。
しかし、ここ最近ではテポドンの脅威であったり福島第一原発の放射能漏れによる脅威によって、核シェルターの存在が少しずつ注目されるようになってきました。
ただ、当然核シェルター自体はそうやすやすと作ることができるものというわけでもありません。
もちろん大きさによって費用というのは大きく変わってくるものなのですが、一般的に住宅に付随する形で作られる核シェルターは1基当たり1,000万円や2,000万円程度は必要となってきます。
当然核シェルターの工期としてもすぐにできるわけではありませんので、事故が起きた後に備えるものとしてはいささか手遅れの感もあります。
■放射能をフィルタリングする空気清浄機!?
そこで核シェルターと同様に注目を集めているものとして、核シェルターに備え付けられている空気清浄機があります。
この空気清浄機は、当然核の脅威に対抗するために作られた空気清浄機ですので、放射能をフィルタリングする機能が付いています。今であればこの空気清浄機だけでも欲しいという方が増えているみたいです。
福島第一原発の事故が起きたことで、いつどこでどのような脅威にされされるか分からないことを実感することとなりました。そのようなことを考えると、本当の安心安全のために核シェルターを用意しておくというのはやりすぎとは言えないのかもしれません。
もし地下に核シェルターを作るのであれば、やはり新築時の方がかなり安く作ることができます。もちろん過度に過敏な反応をする必要は全くないのですが、少しでも安心安全に過ごしたい、と考えているようでしたら、核シェルターという選択肢も少し考えてみてもいいのかもしれませんね。
地下に核シェルターという手段まとめ |
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●住宅に付随する形で作られる核シェルターは1基当たり1,000万円や2,000万円程度は必要 ●放射能をフィルタリングする機能が付いた空気清浄機が注目されつつある ●核シェルターを作るのであれば、新築時の方がかなり安く作ることができる |