地域:沖縄県石垣市に住む・・・

観光地としても終の住処としても常に人気が高いのが沖縄県石垣市。交通・物流共に整っているため、観光地としてではなく、居住地としての魅力も高い街です。そんな名前だけではない魅力を持つ石垣市に住む上での特徴について紹介していきます。

島だけでも生活は完結!

沖縄に旅行をしてその美しい自然や親切で人懐っこい人々にふれあい、いつかは住んでみたいそう考え、沖縄に移住をされる方が毎年多くいらっしゃいます。
映画やドラマの舞台となり、沖縄移住ブームにも後押しをされているのですが、最近特に人気のあるのが石垣市です。

石垣島は沖縄本島から400kmあまり離れていて、小さな島だと思われるかもしれませんが、実際には西表島に続いて二番目に大きな島で、八重山諸島の各島々に向う離島船が発着していて、非常に人々の往来が多い島です。
人口は5万人ほどですが、観光産業が発達していますので大変にぎわいのある島なのです。

沖縄本島から離れていますので、沖縄本島・本土に向うには飛行機を利用するのが一般的なのですが、沖縄本島や本土で手に入れられるものは石垣市でも不自由なく購入することができますので、それほど違いがあるわけではありません。

最近では白保地区に新空港が開港し、大型旅客機の離発着が可能になりました。これにより、航空運賃が急激に安くなり、格安航空会社も乗り入れを始めたため、本土や沖縄本島に向かう時の航空運賃が非常に安くなり、移動がしやすくなっています。

インフラ整備が整っていないのでは無いかと心配される方が多いのですが、上下水道はもちろんの事、電気も火力発電がありますのでその点での心配は無いでしょう。近年ではインターネットも海底光ケーブルを使っていますので、都会に住むのと全く遜色なく、光回線のインターネット環境が確保されています。

その他にも学校や教育関連の塾や習い事教室も充実していますし、病院も多くありますので生活をするのに不自由を感じる事は特に無いと言えます。

リタイヤ層の移住の多さには理由も・・・

この様に、自然環境や生活する上で非常に恵まれれている石垣市ですが、気になる点もあります。

小さな島ですので鉄道はありませんし、バスは非常に便数が少ないという事が自動車などの移動方法を持っていない方には不便であるというものです。
小さな島と言っても、229平方キロメートルもある島ですので、自動車は絶対に必要と言えますし、これが無くては生活する場所も市内に限定せざるを得ません。

しかし、反対に言えば、自動車さえあれば市街地から離れた場所で生活が出来ますので、安い土地の購入が可能ということです。
市街地から少し離れただけで驚くほど地価は安くなりますので、こうした点を考慮するとデメリットがメリットに変わるという事になります。

次に台風が非常に多いという事です。
沖縄に来る台風は非常に風が強いので、建築する家は鉄筋コンクリート造りが一般的になります。そのため、建築費用が少し高くなる傾向にありますが、ここさえ抑えておけば台風被害は全くと言って良い程ありません。

現在では、定年退職者の移住が一般的なのですが、その理由としては石垣市に大きな産業がないことで仕事が見つけにくいという点で、それが現役世代にはネックになっているという問題があります。
それがリタイヤをされた方中心に移住をされる理由になっています。

近年では沖縄独自に引かれた光海底ケーブルを利用したITビジネス企業や、コールセンター等の進出も多くなってきましたので、有効求人倍率は多くなってきており、徐々に仕事の問題も減ってくるはずです。

沖縄は非常に人間味が良い人が多く、他地域の人でもすぐに受け入れてくれる傾向にありますので、非常に良い人間関係が築けるはずです。
完璧な自然で今まで得られることが出来なかった生活、それを手に入れられる事に魅力を感じ、移住される方が多いのですね。

Author: iehome