福岡県の東部に位置する福岡県行橋市。ベッドタウンとして発展の進んでいるエリアの印象ですが、いったいどのような街なのでしょうか。住む上ではどのような特徴があるのかという観点から福岡県行橋市、そして、行橋駅周辺エリアについて紹介していきます。
■人口はまだまだ少ないエリア?
いいか悪いかは別として、田舎です。行橋市は人口7万人都市ですので、人口密度はとても低いです。日中でも市内を車で走っていても、歩道などで見かける人は1日数十人程度。田園風景の広がる緑豊かな景色と筑豊方面に広がる一面の山景色はとても癒されるものがあります。
人口密度の低さの話をしましたが、その影響もあり日中・夜間問わずとても静かです。道路に面した建物でも、交通量が少ないので騒音はあまり気になりません。東京世田谷区などと比べると、読書など、自宅で集中したいときはとても捗ります。
不動産価格も安く、ワンルーム20平米規模の物件で駐車場付で月5万という物件も数多く存在するようです。学生の下宿先などをベースに考えても、非常にリーズナブルなのではないかと思います。
■まずは注意すべき点について
注意すべき点をいうと、この地区は街灯がとても少ないことです。夜車を運転していて、ハイビームで照らしても5m以上先の見通しは悪くとても不安になる方もいらっしゃるかもしれません。歩道を歩いていても、治安の部分で(特に女性は)不安な部分が出てくると思います。(警察署のHPでも変質者出没情報が頻繁に公表されていて、注意を促しています)。
田舎なので、エンターテインメント要素も必然的に少なくなります。居酒屋くらいかもしれません。
車の運転マナーも、正直悪い部類に入るかもしれません。追い越し禁止のところで平気で追い越したり(しかも明らかにスピード違反)、交差点右折時に対向車をやり過ごして待っているとクラクション鳴らしてきたり、車線変更時にウィンカーを出さなかったり・・・という声も耳にします。
■お勧めエリアはやはり行橋駅周辺?
住むうえでおススメの立地はやはり、行橋駅周辺です。正直、このあたりの公共交通機関はJR日豊本線と太陽交通というバス会社くらいで、駅から離れてしまうと交通の便が悪くなり、車は必須になります。
駅周辺にはコンビニやスーパーなどが集まっており、まず生活に困ることはないでしょう。先ほど申し上げた街灯の件ですが、駅周辺であれば比較的明るいです。交番も近くにあるので、何かあった場合には心強いです。
ただ、全般的なことをいうととても住みよい地域だと思います。近くには漁港があるので新鮮な海産物をとても安く手に入れることができます。なんといっても、5月6月ごろが旬の細長いマテ貝は焼酎のお供には欠かせません!知名度の低い都市ですが旅行感覚で来ても、焼酎と海産物を堪能を堪能するなどの楽しみはあります。