地域:愛知県長久手市に住む・・・

名古屋市の東側に位置する長久手市。日本でいちばん住人の平均年齢が若い街として取り上げられることもあり、また住みやすい街として取り上げられることもあるエリアの印象ですが、いったいどのような街なのでしょうか。住む上ではどのような特徴があるのかという観点から愛知県長久手市ついて紹介していきます。

■交通事情は

名古屋市の東側に隣接する長久手市は、もともと落ち着いた住宅地として住みやすい地域でしたが、2005年の愛知万博以来商業施設も増え、交通の便もよくなり、一気に人気の街として名が広く知られるようになりました。以前は「愛知郡長久手町」でしたが、住民も5万人を超え、2012年の1月に「長久手市」に生まれ変わりました。

名古屋市営地下鉄の終点、藤が丘駅に直結して、長久手市内をリニア-モーターカー「リニモ」が横断し、名古屋市内へのアクセスも便利です。リニモの駅には遠いエリアでも、広い地域でバスが運行されているため、公共交通機関の利用は可能ですし、車を所有している方にとっては、名古屋市内に比べると駐車場の値段は一気に安くなるため、賃貸に住む方や月極駐車場を借りる方にとっては大きなメリットだと考えられます。長久手市内にも高速の長久手インターがあり、名古屋インターにも近いので、高速で出かけるにも大変スムーズです。

■商業施設は多く充実

商業施設も多く、日常的な買い物は長久手市内で十分事足ります。食料品のスーパーは何件もあり、お値打ちなお店から少し高めの食材が買えるお店まで、買いたいものに合わせて選ぶことができますし、土地は広いので駐車場も十分用意されています。

東海地方では有名な「アピタ」という大きなショッピングセンターもあるため、食料品・家具・家電・衣類・おもちゃまで、すべて1件で済ませることもできますし、休みの日にファミリーで遊びに行くのにも使えます。大通り沿いには様々な業種のチェーン店が並び、生活に不可欠なドラッグストアも複数あります。市内に大小の公園がいくつもあり、子ども連れのファミリー層にも住みやすく、街の至る所に緑の木々や植物が見られます。

近隣に大学がいくつもあるため、若い方向けのお店も多く、女性に喜ばれそうなカフェやケーキ屋さん、パン屋さんなども何軒もあり、東海地方で発行される雑誌などでもよく長久手市の特集が組まれ、休日はドライブや食事目的で遊びに来られる方も多く、にぎやかで活気があります。かといって騒音の問題や治安が悪いというわけではなく、女子大生が夜バイト終わりに一人で歩いている姿もよく見かけますし、夜になっても営業しているお店や街灯も多く、深夜でも人通りや車通りがあります。

■開発は進んでいるが自然も残っている

ここ数年で開発が進んだため、ほぼどのエリアもキレイに整備され、道路も走りやすく、新しい家やマンションが並んでいます。主に名古屋市に近い方は住宅地と商業施設がたくさん立ち並んでおり、反対の豊田市寄りの方は田んぼや畑も広がり、のどかな印象です。長久手市役所の近くには「ござらっせ」という温泉施設があり、温泉につかってゆっくりリフレッシュすることもできますし、長久手市内の農家の方が作った採れたての野菜の販売所も併設されているので、新鮮な野菜や食品をスーパーよりお値打ちな値段で購入することもできます。

長久手市は、生活に便利なお店が揃っていて、交通の便もよく、幅広い層の方にとって住みやすい、魅力的な地域です。土地を買って家を建てる方も、賃貸住宅もここ数年で増え、人口も増え続けているので、今後も発展が続いていくでしょう。

Author: house building