家づくりで優先順位を下げたものに関しても、諦めなければならないわけではありません。家づくりで優先順位が低いものを実現するための代替案の考え方について紹介していきます。
■順位が低くても時期をずらすことで実現できる!
「優先順位をつけよう」において、家の優先順位をつけていきました。
それでは優先順位が低いものは実現することができないのでしょうか?などと、短絡的に考える必要は全くありません。優先順位が低いものに関しては、もし理想通りに実現できないとしても、時間と代替案で対応していきましょう。
まず、時間という部分ですが、これはそのままです。予算の都合上、家を建てた当初は実現できなかったとしても、家はメンテナンスが必要になってきますので、メンテナンスの時期に実現すればいいのです。
それまでに日々の生活の中で貯金をしておいて、メンテナンスの時期が来た時に実現すればいいのです。
■代替案は設計担当者と一緒に考えよう!
次に、代替案という部分ですが、例えば、客間を部屋として用意するのではなく、リビングの一部に仕切りを用意することで客間として使うことができるようにしておく、などのように、代替案で対応できることもあるはずです。
他にもガーデニングスペースとして、庭ではなくベランダで代用するなど、優先順位の低いことも代替案を考えていけば意外と形を変えて実現できるものです。
もちろんこの代替案という部分に関してはアイデアも必要とされるところなので、お願いする建築会社の設計担当者などにもアイデアがないか一緒に考えてもらいましょう。
できるだけ理想の家を実現するために、いくら優先順位が低いからといって単純にバッサリ切るよりも、たとえ形を変えたとしても実現する方法はないのか、と考えていく姿勢が必要です。考えるだけなら費用も掛かりませんしね。