バルコニーを有効活用

2021年01月23日 追記・変更

庭が無い、狭いという場合でも、バルコニースペースを確保できれば代用することが可能です。ガーデニングやハンモック、太陽光発電のためや家事専用スペースなどなど。バルコニーの活用法や、その際の注意点などについて紹介していきます。

■バルコニーを第2のリビングスペースに!

せっかくの一戸建てなのに、広さの問題から庭スペースを取れないこともあるかもしれません。

しかし庭がダメなら屋上、屋上がダメならバルコニーという手段があります。

バルコニーであれば、外部空間なのに内部空間の延長として利用することもできます。

特にバルコニー空間を外から見えないように隠すと、大きなプライベート空間として活用することができるようになります。

2階リビングであっても庭のように利用することができますので、第2のリビングスペースのように感じます。

もしある程度の広さのバルコニースペースを確保することができると、色々なことができますよ。

バルコニーに小さいテーブルとチェアを置くことで朝から優雅な朝食を食べたりすることもできます。

当然ガーデニングや家庭菜園など趣味のスペースとすることもできます。またハンモックなどを置いてゆっくりするのも良いですね。

そしてバルコニーに太陽光発電を置くということもできます(※)。
※ 「ベランダに設置可能な太陽光発電とは?」も参照してください。

但し、バルコニーでバーベキューを行いたいという場合は注意が必要です。そもそもベランダで火を使うことは想定されていない上、2階であってもバーベキューの煙やにおいは周囲に広がっていきますので、嫌がる人も多いです。

特に周囲の洗濯物状況に気を付けておかないと、バーベキューが原因で大きなクレームとなってしまう場合もありますので、周りには一声かけておく方が無難ですよ。

■家事専用バルコニーは洗面室横に!

いくら広いバルコニーがあっても、生活空間とリラックス空間を分けたいということもあるかもしれません。その場合、洗濯物を干したりゴミを置いておける家事専用のバルコニースペースを別途用意しておくことも大事になります。

その場合家事動線を短くするために、家事専用バルコニーについては洗面室やキッチン横に作るということが大事になってきます。

ただ家事専用バルコニーは用途が限られていますのでそれほど広さは必要ありません。どこに作るかが問題となるだけです。

そして洗濯物が乾きやすいように、日が当たりやすく、風が通りやすくしたうえで、家事専用バルコニーも外からはあまり見えないようにしておいた方がいいでしょう。

洗濯ものの有無や電気が点いているかどうかという点は、侵入犯がまず初めに確認する場所のため、防犯上の意味合いからあまり見えないようにしている方が良いのです。

リビング側にリラックス用のバルコニー、洗面室側に家事専用バルコニーと分けることで、最低限の広さで無駄なく両方活用することができますよ。

ちなみに、ルーフバルコニーとして利用する場合は、やはり雨漏りしやすくなりますので防水対策を万全にしておく必要があります。

同様にバルコニーの素材によってはそれなりの手入れが必要だということも認識しておくことが大事になります。

仕上がりだけを考えるのではなく、後々のメンテナンスなども考慮した上で考えるようにすることが大事ですよ。

Author: iehome