田舎においては電車の利用はあまり考えず、車移動を基本として考えておいた方がいいでしょう。田舎の交通機関や田舎の医者の問題などについて紹介していきます。
■田舎暮らしでは車をベースに考えよう!
それでは田舎の公共交通機関について考えていきましょう。
まず、田舎においては近くに電車がない恐れもあるため、駅までバスで行くことになる可能性もあります。そのバスも、都会に比べて圧倒的に運航している本数は少なく、都心に比べて公共交通機関は整備されていないと言えるでしょう。
公共交通機関が少ない田舎では、自家用車がないと買い物にも行くことができない、という可能性はあります。田舎においては、車は一家に1台どころではなく、一人1台が当たり前です。旦那さんだけでなく、奥さんも車を持っていないとどこにも行くことができません。
そうなった時に気になるのがガソリン代ですが、実は意外と田舎はガソリンが高いのです。なぜなら、田舎にはガソリンスタンドが少ないうえに、田舎までガソリンを運ぶ輸送コストも高くなるのでどうしても都心よりも高くなってしまいます。
しかも2台、3台分のガソリン代がかかってきますので、田舎暮らしをするうえではある程度のガソリン代がかかるという覚悟と、安いガソリンスタンドを探すことは忘れないでください。
■医者や介護の環境の調査だけは忘れずに...
また、公共交通機関とは違うのですが、田舎に住むうえで注意しなければならない点があります。生死にかかわる非常に重要な点なのですが、田舎では医者・医療機関が少ないという点です。
当然総合病院などは近くにありませんし、地域によっては町医者すらいないところもあります。自分が住もうと思っている地域に医者はいるか、いざとなったらどこの病院に行けばいいか、どれぐらい時間がかかるか、といったことは必ず調べておいてください。
他にも同じような問題で、将来介護を受ける必要が出た場合、近くに訪問介護を行なってくれる所があるかどうかという点についても調べておく必要があります。
このように、田舎で暮らすということは、都心にはないメリットも非常に大きいのですが、都心では当たり前のことが田舎ではできない、という不便さもありますので、本当に田舎暮らしをできるかどうか、という点は十分に検証してくださいね。