大阪市南東部の町、生野区。コリアンタウンがあり、外国籍の方も多く住んでいるエリアの印象ですが、いったいどのような街なのでしょうか。住む上ではどのような特徴があるのかという観点から大阪府大阪市生野区について紹介していきます。
■多国籍な文化を持つ街
「大阪市生野区」と聞くとピンとくる方もいらっしゃるでしょう。そうです、(在日)韓国人の方が非常に多い地域ということで有名です。ですので、この地域では、韓国料理屋さんや焼肉屋が多いです。韓国人の方も多いですが、アメリカ系の方も多く在住しています。そんな多国籍な「生野区」は、言わば異色の地と言っても過言では無いと思います。この地域の人々は一言で言うと「情にとても厚い」ということです。みんなが家族かのように温かいのです。多方面から引っ越してきた場合でも温かく歓迎してくれます。
最近では、韓流ブームということで、「生野区」も観光でたくさんの方が訪れるようになりました。「コリアタウン」という韓国の市場や焼き肉で有名な「鶴橋」がある街です。韓国語を学びたいという方には特にオススメです。「生野区」に在住の方には、韓国語を普通に話している人も多数いてます。気軽に話しかけてみると笑顔で対応してくれます。韓国に行かなくても、韓国の雰囲気を体験することができます。
ちなみに、豆知識ですが「鶴橋」は日本最古の橋とされています。現在は河川の埋め立てで橋はありませんが、「鶴橋」という名前の由来となっているのです。
そんな「生野区」は小説家の東野圭吾さんや、格闘家の秋山成勲さんの出身地として有名です。
■お勧めエリアと、注意すべきこと
「生野区」と言っても、場所によっては雰囲気が違ってくるので、私のオススメは「北巽」です。北巽駅は千日前線で、なんば駅まで一本で行くことができます。バスのロータリーもあり、バスになると天王寺に行くことができますので、交通の便はバツグンに良いです。深夜の場合はタクシーの通りが非常に多いです。
さらに24時間のお弁当屋さんや牛丼屋、カラオケや居酒屋、家電量販店があり、立地条件は文句のつけようがありません。
ただし、こういった賑わう地域ですから、治安が悪いという評判があり、女性の方は特に深夜は気を付けたほうが良いかもしれません。深夜になると酔っ払い同士のケンカもあるので巻き込まれないように注意が必要です。大阪市内ということで、道幅は狭いところが多いので、小さいお子さんには事故に巻き込まれないようにする必要があると思います。
気候については、大阪市というだけあって、今のところ大きな災害はありません。洪水による浸水もないため気候の面には問題は無いと言えるでしょう。
「生野区」は、都会ですが、人情あふれる街ですので、住んで損無しと思います。ぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。