地域:京都府・京都市左京区に住む・・・

京都というと観光客が多く、住むには少し騒がしいイメージもあります。しかし京都市の中でも居住しやすい街として定評高いのが左京区です。当然観光地としての要素もありながら、どのような面について居住しやすいと言えるのか、紹介していきます。

■観光の街、だけではなく居住の街でもある左京区

京都といえば観光地というイメージがありますが、住むのに意外と便利な土地でもあります。その中でも特に人気の高い京都市左京区について紹介していきます。

京都市内は観光地エリアと居住エリアに分かれますが、左京区はその両方の魅力がある土地ではありながら、その静けさと昔ながらの土地柄で人気の居住エリアと言えます。

まず京都市左京区に住む最大のメリットと言える事は「環境の良さ」です。というのもやはり緑が多く、お寺や神社以外でも桜や紅葉の木々、小川が流れていたり、緑が多くあったりと自然と近い街なのです。

左京区は比叡山の麓エリアです。南北に流れる鴨川があり、その鴨川沿いには桜の木がならび、春や秋には観光地に行かずとも生活の一部として季節の移り変わりを楽しめる環境になっています。

左京区といえば京都大学があり、昔から学生が多い街でも有名となっています。

もともと京都市は左京区に限らず「単身や少数単位で住みやすい」街で、京都には大学が多いことから学生が多く住んでいる為、あちこちにワンルーム・マンションも多く、ひとり暮らしや2名程度で住む場所が多くあります。

左京区は街中より少し外れているので、大きなショッピングモールがあるわけではありませんが、未だに古くからの商店街があり、日用品を買い物できるお店は多くあります。

少し坂が多いエリアではありますが、左京区の中でも詩仙堂等のお寺が並ぶエリアは住宅街の中でも一軒家が多く並ぶエリアで、閑静な住宅街として人気のエリアです。

居住者が多いため小学校も多いこのエリアは家族連れで住む方も多い所ですね。

また、街全体が観光地である京都市の中でも、左京区は地元の人が楽しむ様な小さなイベントやお店が並ぶエリアです。

左京区のお寺、知恩寺では毎月「手作り市」が行われることで有名ですが、一乗寺エリアはカフェやケーキ屋さん等が並ぶエリアとして人気です。

関西の方では有名ですが、京都大学近くには「京阪電鉄・出町柳」という駅があります。

京都では毎年8月のお盆には大文字が行なわれ、街中ではホテルの屋上や、タクシー会社のビル等から大文字をみるパッケージが売り出されていますが、大文字の5文字は山の地形上全ての文字を一気にみる事はできないと言われています。

しかし、この出町柳駅のすぐ側からは大文字焼きがきれいに見えるため地元の方が集まる穴場となっています。

他にも叡山電鉄の八瀬比叡山口という駅の側には季節によって一時期だけ解放される紅葉の穴場があったりと、観光客よりも地元の人がよく訪れる人気のエリアとなっています。

その為、観光地で騒々しいというわけではなく、左京区の中でも北側は田畑が広がっているところもあります。

交通の便で言うと京都市内の北部に位置するため街中には少し離れていますが、叡山電鉄、京阪電車を始め、バスが街中を走っていますし、もともと道が狭い京都市内は、左京区に限らず自転車を使用する方がかなり多いのが特徴です。

その為、自家用車はなくとも十分に便利な場所となっています。

古きと新しきが混在する京都市の中でも、この左京区エリアは街中から少し離れただけで住宅街であること、比較的静かである事、学生が多いため小さいお店が多いこと、小さいが有名なお寺や神社が多く、自然がかなり多いこと、と多くの理由で人気のエリアで、京都市内の中でも居住にオススメできるエリアとなっていますよ。

Author: iehome