地域:京都府京都市西京区に住む・・・

京都市の西南部に位置する西京区。右京区にまたがる「嵐山」や、「渡月橋」などがあるエリアの印象ですが、いったいどのような街なのでしょうか。住む上ではどのような特徴があるのかという観点から京都府京都市西京区について紹介していきます。

■京都の四季のなかに住む

京都の中心である京都市のなかで、四条河原町や京都駅は有名な場所であり、多くの方も訪れる場所ですが、京都市西京区なかなか地元の住民以外が訪れることはすくない地域なのではないでしょうか。実際、目立った百貨店や観光地もなく、とても質素で簡素な区です。

京都府京都市西京区は、その名の通り、京都市内でも西に位置し、京都府というくくりで見ても、かなり西に位置する地域です。地元住民はお年寄りが多く、地域のつながりがつよい一方で、観光客の方はあまり訪れない場所でもあります。

しかし、京都の中でも春にはたけのこを取ることができ、秋にはもみじがきれいに紅葉し、さらに柿がとても有名です。観光客が少ない分、ゆったりとした時間を過ごせるのもひとつの特徴ではないでしょうか。たけのこは日本全国で有数の収穫地でもあり、春にはぜひ訪れて欲しい場所でもあります。

さらに、桂離宮や大原野神社などがあり、神社なども多数あるので観光するのにも十分満足していただける場所だと思います。京都の西に位置し、さらに西を見ると西山が広がっていて季節を感じることができます。春は桜が咲き誇り、夏は緑でおいしげり、秋は紅葉で山々が赤くそまり、冬は雪が降り積もって山が一面白になります。そういった季節の変化をすぐ近くで感じられるのも、この西京区のよいところです。

観光客の少なさとは反対で、地元の人はとてもやさしく、気さくに声をかけて立ち話をするなんてこともしばしば。決して近づきがたい感じではなく、地元のおじいちゃんやおばあちゃんもすぐに打ち解けて、お話することもあります。日によって違いますが、移動式の八百屋さんがスーパーの前で野菜を売っていたりするとそこでお話をすることもできて、京都のはんなりした感じが手にとるように体感していだけるのではないでしょうか。

たけのこも、その移動式の八百屋さんが売っていることがおおいので、春は八百屋さんの確率があがります。なので、春はとくに地元の人と関われるチャンスではないでしょうか。

秋になると柿がとてもおいしくて、大枝の柿が有名です。柿狩りなど実施していて、食べ放題で柿を食べることもでき、とてもお得感のある、そして新鮮で名産地の柿を食べることができます。

都心のような華やかさやきらびやかさはない京都の端の地域ですが、一方で京都ほんらいのゆったりした雰囲気が味わえて、リアルな京都が味わえるような地域になっていると思います。

Author: house building