家の庭でできることというのは非常にたくさんあります。しかし、庭の広さに限りがある限りはできることにも限りがあります。家の庭の有効活用方法について紹介していきます。
■庭の役割を明確にしよう!
では、庭編に参ります。今までも一戸建てに住んでいて、庭が常にあるお家に住んでいた方は細かくイメージできるかもしれませんが、もし、今までずっとマンション住まいだった、という方でしたら初めて建てる一戸建ての中で未知の部分がこの庭と外装の部分になります。
この庭に関しては、どれだけの広さを取ることができるかによってできることが変わってきます。また、その広さに関しては、住む地域の都市計画によって定められた建蔽率によって変わってきます。
(建蔽率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことをいい、要するに土地の中で建物を建てていい面積の割合のことです。詳しくは「建蔽率は?」を参照してください。)
庭におけるキーポイントは非常にシンプルです。1点だけです。
- 庭の役割は何にするか考えましょう
- 日常的な利用として洗濯物を干すだけの空間として利用するのでしょうか?それだけであれば広さはあまり必要ありません。
- 趣味の空間としてガーデニングは行いますか?また、休日には家族でお庭でバーベキューを行いますか?また、子供が成長したらお庭でキャッチボールができる広さは必要ですか?
- 日々の癒しや子供の自然・生物の勉強のために池は必要ですか?
■庭で行うことは限定しよう!
庭はある意味実際に住んでから活用することができる自由空間です。だからこそ、家づくりにおいては庭の広さというものを考慮の上、役割を明確にしておく必要があります。
あまり広くないにもかかわらず、何でもやろうとすると、非常にごちゃごちゃした庭となってしまい、使い勝手が悪くなってしまいます。
また、自分の庭だからといって、狭い庭でバーベキューを行い隣の家まで煙がかかるなど、あまり好き勝手やっているとご近所迷惑になる可能性もありますので、自分の庭の広さで何ができるのか、ということを見極めることも大事です。
ちなみに、もし趣味の空間としてだけ庭を使うようであれば、洗濯物を干すスペースは必ず2階のベランダに作りましょう。