新しい家ではウッドデッキを設置したい方も多いのではないでしょうか?木材はどれにするのか、人工木材にするのかなど、家づくりにおいてウッドデッキを選ぶポイントを紹介していきます。
■ウッドデッキの材質はウリンかイペを採用しよう!
さて、それではウッドデッキについて考えていきましょう。
ウッドデッキはやはり欲しい人は多いのではないでしょうか?せっかくできた庭にウッドデッキを用意して、ウッドデッキの上でバーベキューを行う、となったら聞いているだけでもうらやましいですよね。
やはり少しオシャレで豪華なイメージや、リラックス空間の象徴のようなイメージがウッドデッキにはあります。
さてそのウッドデッキですが、やはり選ぶうえでのキーポイントとしては、天然木を使うのかどうかという点と、天然木の場合はウッドデッキで使われる木の材質に何を選ぶか、という点になります。
味のあるウッドデッキが欲しいとなったら天然木になりますが、メンテナンスの手間をかけたくないのであれば、後述しますが人工の木材で問題ありません。
さてそれでも天然木となった場合、やはり安い材質でウッドデッキを作ってしまうと、場合によっては一年も持たずに腐ったり、ササクレができてしまったりすることがあります。
ササクレができる程度ならまだマシですが、手入れを怠るとあっという間に腐食してしまい、そもそも使うことすらできなくなってしまうことがあります。
撤去には費用も手間もかかりますので、結果そのまま放置してしまい、庭の中に使われないスペースが生まれてしまうことにもなりかねません。
そのため、多少高価でも、ウッドデッキの材質としては、
安い材質と比べると、ウリンかイペだとメンテナンスをそれほどかけずとも、ある程度の年数は丈夫に使うことができます。
また、意外と
なんかも腐食しにくく、またシロアリなどを寄せ付けにくくて防虫効果も高かったりしますので、意外とウッドデッキ素材としては合っていたりします。ですので、天然木を使うことに決めたのであれば、ウッドデッキの広さよりも、材質についてまずはこだわるようにしてください。
■人工の木材を使ったウッドデッキも選択肢に...

また、最近ではウッドデッキであるにもかかわらず、天然木ではなく、人工の木材を使ったウッドデッキを選ぶケースが多くなっています。
廃プラスチックなどを加工したものですので、メンテナンスの手間がかからず、耐久性が非常に高いものになっています。
ウッドデッキは絶対に本物の木でないとダメ、というこだわりを持っていないのであれば、一度選択肢として考えてみることをお勧めします。
最近では風合いも随分天然感がありますし、何より天然木にした場合は材質に限らず多かれ少なかれメンテナンスの手間が発生します。
ちょっとメンテナンスの手を抜くと、あっという間に廃れたウッドデッキになってしまいますので、メンテナンスを継続し続けられる覚悟のある方以外は人工の木材を選んだ方が結局長い間ウッドデッキを楽しむことができますよ。
ただし、ウッドデッキについても必ずショールームで一度実物を見ることをお勧めします。想像していたのと実際出来上がったものとが違っているとやはり不満に思ってしまうものです。
それと、最近はDIYブームでもありますので、人によってはウッドデッキを自分で作る、という選択肢もあるかもしれません。
費用を浮かせることもできますし、自分の家を自分で成長させていく感じもあり、より愛着が湧くことにもなりますので、選択肢としてはアリですね。
ただ当然ですが、自分で作ることが趣味という人以外は、手間や出来上がりの完成度を考えると、組み立てはプロに任せた方が間違いはないですよ。
ちなみに、ウッドデッキをプライベート空間としてリラックスするために使いたいのであれば、作る場所や目隠しについて考えておく必要があります。
せっかくリラックススペースとして作ったウッドデッキ空間が、隣家や道路の通行人から丸見えの場所に作ってしまうと、やはりなんとなく気になってしまい、使いづらい空間になってしまいます。
だからこそ、あまり人の視線が気にならない裏手の庭や中庭に作ったり、人の視線を遮るための目隠しを用意しておくということが必要になります。
やはりウッドデッキのあるスペースというのは、非日常感も感じられるリラックススペースになりやすいです。
だからこそ、作ったこと自体を後悔しないように、住んだ後のことも踏まえて材質や場所などよく検討するようにしましょう。