いざ生活を始めてしまうと忘れてしまいがちになるのが庭や外構に植えた草木の剪定です。しかし、剪定作業は行わなければならない理由というものがあります。植えた草木の剪定を行わなければならない理由とは何かについて紹介していきます。
■面倒な剪定作業にもちゃんと意味があります!
新しく一軒家に住むことになって、家の周辺に木や草、花などの植物を飾ろうと考えている方は多いかと思います。
また、ガーデニングを始めようと考えている方も居られると思います。
ただ、当然植物を植えるということは、植えたら終わりではなく、要所要所で手を入れていく必要があります。
その中でも特に必要になってくるのが庭の剪定作業、つまり植えた植物を刈り込んでいく作業です。
剪定作業を行う目的としては3点あります。
まず1点目がその植物自体を枯らさないようにするためです。特に花関係については、花を咲かせて枯れる前に花を剪定することで、養分を蓄えておくことができます。
そして2点目が見た目を良くするためです。剪定を行わずに草木をほったらかしにしてしまうと、成長しすぎてしまいかなり見た目がうっとうしくなってしまいます。
だからこそ、見た目を良くするために剪定を行い整えるということが必要になります。
そして、3つ目ですが、この意識を忘れると近隣トラブルが起こる可能性もあります。
■剪定を行うことはトラブルを未然に防ぐ意味合いも!
剪定作業を行う3点目は、周りに迷惑をかけないためになります。
もし、隣の敷地に近いところで木を植えていて、あまり手をかけずにほったらかしにしてしまうと、隣の敷地まで枝や根っこが伸びてしまうことがあります。
そうすると、当然の権利として、お隣さんから剪定を行うように文句を言われることになります。
また、前面道路との境目に生垣などを植えていてほったらかしにしてしまうと、前面道路を通る人の通行の邪魔をすることになります。
やはり文句を言われてしまっても仕方のない状況となってしまいます。
だからこそ、自分のためというよりも、皆が気持ちよく暮らすことができるように一度植えた植物はしっかりと剪定作業を行うということが大事になるのです。
正直、周りの景観を考えてたくさん植物を植えたら植えただけ手間のかかる作業になるかもしれませんが、自分たちの責任だという自覚を持って忘れずに剪定を行うようにしてくださいね。
ちなみに、剪定をするための道具にもいろいろあります。
小さい花バサミや剪定バサミから、刈り込みバサミや芝刈りバサミまで。場合によってはのこぎりを使うこともあるかもしれません。
これらの剪定道具はホームセンターで売っていますので、忘れずに用意するようにしてくださいね。