⑦愛知県・キジとイタチのご近所様の経験談

多くの方にとって家づくりは初めての経験。だからこそすでに建てたことがある経験者に話を聞くことが一番参考になります。ここでは家づくりの成功や失敗、悩んだポイント等について、愛知県・キジとイタチのご近所様の経験談を紹介していきます。

■愛知県・キジとイタチのご近所様の家づくり経験談をご紹介!

1. 性別を選択してください

女性

2. 家を建てた当時の年齢を選択してください

20代

3. 家の建築費用を選択してください

~2,500万円

4. 家を建てる際に一番苦労したこと(困ったこと)について教えてください

長男が2歳、私のおなかに次男ができたことが分かって一戸建てを立てる決心をしました。
主人のお父さんが30年前に自分の家を設計したことから、主人も義両親も「建てるなら絶対に注文住宅。間取りは自分で決める」という考え方がありました。
でもお父さんも主人も、全くの素人。
知識も経験もない中でそれぞれが何度も設計図を描き、住宅メーカーの営業さんに毎週のように持っていきました。
営業さん側も、自社の設計士さんの製図を持ってくるので、打ち合わせでは毎回3種類の設計図がテーブルに並んでいました。

お互いにそれらを見比べて、この設計図のここがいいから自分のに取り入れて来週また持ってくる、なんて主人も親も言うのですが、明らかに営業さんは困っていました。
メーカー側の設計図は、子供の成長によるライフスタイルの変化などを見越して、部屋を自由に区切ったりできるようになっていたし、風の通りを考えた窓の配置になっていました。

でも、主人も親も、とにかく収納重視にこだわり、窓を作るなら収納を作りたい、部屋は広くしかもちゃんと仕切るものだ、と真っ向からぶつかり合いました。
毎週毎週、ぶつかっては再提出で話し合いを繰り返し、しかも義親まで自分で設計図を描くものだからちっとも前に進まなくて本当に困りました。

最終的に主人の設計図でGOになったのですが、私は心の中で設計士さんの風通りの良い間取りが良かったのにな・・・と今でも心の中で思っています。
主人も義両親も大満足で、今でも自画自賛し合っているので、口が裂けても言えませんが。

5. 家を建てる際に一番迷ったこと(Ex.キッチンをどれにするかに迷った、等)について教えてください

床と建具の色です。

私は両方とも濃いめのブラウンが良くて、主人は床は白、建具は黒、というモノトーンの作りがいいと言って譲りませんでした。
髪の毛や汚れが目立ちにくいのはブラウンだし、白いと埃が目立ちにくいだろうし、と掃除があまり行き届かない前提で話し合っていました(笑)。

結局、明るめのブラウンというお互いの主張の中間色になったのですが、二人とも不満に思うという結果に(笑)。
今では落ち着く色だな、とすっかり居心地よく思っています。

6. 建てた家で最も気に入っているところとその理由について教えてください

お風呂です。
1.5畳の広めのサイズにし、浴槽も通常より一回り大きめのものにしました。
子供が小さいうちは4人で浸かることがきました。

そして、壁をタイルにしたのも良かったです。
昔のタイルの壁は目地にカビが生えやすいイメージでしたが、最近の目地はカビの生えにくい加工がされていて、簡単なお手入れでいつまでもきれいです。
お友達のうちに行ってもタイル壁のお風呂はどこにもなく、ちょっとした自己満足です。
タイルの方が高級感もあるし、落ち着く気がします。
おすすめです。

7. 建てた家で最も後悔しているところとその理由について教えてください

風通しが悪いことです。
元々この土地に住んでいた方が実家に引っ越すことになったので、立て壊して建築したのですが、その住人の方に、「ここは風が強いよ」と言われていました。
それを信じて窓を少なくし、しかも主人も両親も、「西日が入ると家の中が痛むから、西側には窓をつけない」と言って、壁にしてしまいました。

ところが、この土地は東西に風が通る土地だったので、西側に窓がないのでしっかり風が通ってくれません。
これは本当に今でもストレスで、住宅メーカーの設計士さんの方が良かったと思う最大の理由です。

8. 家を建てた会社(ハウスメーカー・工務店・建築家)に決めた理由(決め手)について教えてください

価格と営業さんの人柄です。
元旦に入ったチラシを見て、お得なキャンペーンをやっているところを何件か回りました。
価格重視でハウスメーカーを絞り、好みのデザインのところが残り、そこで担当してくれた営業さんの中で、主人が一番気の合った営業さんにお願いすることになりました。

その後で分かったことですが、ここのハウスメーカーさんはお風呂、洗面台、トイレといった設備が他のハウスメーカーと比べて、同じ金額でもグレードが高いものが入るのが強みだそうです。
これを聞いて、決心が揺るがなくなりました。

9. その町で家を建てようと思った理由(その町を気に入ったところ)について教えてください

主人が生まれ育った実家の近所に建てました。
初めから候補はこの土地しかありませんでした。
実家に近いと何かと助けてもらえるし、大都市近郊のベッドタウンなので、交通の便が良く、子供が多く、自然がたくさん残っているので、私も気に入りました。
近所に子どもの同級生がたくさんいるし、外で大声出して走って遊べる環境であることがとてもうれしいです。

10. これから家を建てようとする方へのアドバイスをお願いします

家を建てる土地について、しがらみや風習について気にしておいたほうが良いと思います。
私の住む場所のすぐ近く、ほんの300メートル離れた集落は昔からの古い集落で、決まり事や集会や祭りの当番(お囃子やお神輿や、地酒造りなど)などがたくさんあり、知らずに引っ越してきた人たちが戸惑うというケースが時々あります。
地域でつながって助け合うことはとても大事だと感じますが、現代の中では度を過ぎているケースもあると思いますので、事前に調べたほうが良いと思います。

11. 家の満足度を選択してください

満足

12. 再度家を建てたいと思うか選択してください

はい

以上となります。

自分たちが何にこだわっていて、どこをプロに任せるのか、というところの線引きが大事だということがよくわかりました。

また土地のしがらみや風習を事前に調査することの大事さも大変勉強になりました。

是非参考にしてみてください。

Author: iehome