72 石川県・りょう様の経験談

多くの方にとって家づくりは初めての経験。だからこそすでに建てたことがある経験者に話を聞くことが一番参考になります。ここでは家づくりの成功や失敗、悩んだポイント等について、石川県・りょう様の経験談を紹介していきます。

■石川県・りょう様の家づくり経験談をご紹介!

1. 性別を選択してください

男性

2. 家を建てた当時の年齢を選択してください

30代

3. 家の建築費用を選択してください

~3,500万円

4. 家を建てる際に一番苦労したこと(困ったこと)について教えてください

一番苦労したのは、土地を探すことです。諸事情により住む町は決まっていたので、その中で学校・病院・役場・買い物等に便利で、あまり狭くなく、角地である土地を探すのが大変でした。新聞や情報誌を見たり、不動産屋さんを当たったり、その町に住んでいる友人に聞いてみたりしましたが、なかなか気に入った物件が見つかりませんでした。最終的には、隣町に住んでいる親戚の人に、知人の所有する土地で条件の良いところを紹介してもらえ、決めました。

5. 家を建てる際に一番迷ったこと(Ex.キッチンをどれにするかに迷った、等)について教えてください

一番迷ったのは、玄関の広さです。広くすれば、立ち回りもしやすいし、収納も多く取れるが、当然広さに応じた費用が必要。単に靴を履いたり脱いだりするだけの場所と考えれば、狭くても良い気がするし、費用も抑えられます。結局、やや広めの玄関にしました。収納の点も良いのですが、それ以上に帰宅時の気分の良さが、予想以上にあります。

6. 建てた家で最も気に入っているところとその理由について教えてください

最も気に入っているのは、間取りです。自分で間取りの簡単な図面を作って工務店に持って行き、構造等について工務店の意見も聞きましたが、結局ほぼ自作案の形で行けました。間取りのポイントは、「来客が最も頻繁に出入りする玄関」「来客が通常立ち入るリビング回り」「寝室、トイレ、浴室といった家族の空間」を完全に仕切れるようにしつつ、極力廊下をなくすこと。実際に住み始めてからも、この自作の間取りに非常に満足しています。

7. 建てた家で最も後悔しているところとその理由について教えてください

後悔というほどのものはないのですが、強いて挙げれば一部屋作った和室について。ひとつにはその広さ。実際に和室を使用することはそれほどなく、もう少し狭くして費用を抑えても良かったかと思っています。もうひとつ、和室の外壁が、それ以外の外壁に比べて薄いこと。柱の太さや和室的見た目の構造から薄くなっているのですが、そのため、和室は他に比べて冬に寒いです。いかにも和室的な壁ではなく、単に床が畳なだけの部屋にしておけば良かったかと思っています。

8. 家を建てた会社(ハウスメーカー・工務店・建築家)に決めた理由(決め手)について教えてください

高気密・高断熱をしっかり確保できる業者を選ぶことを最重要課題として業者探しをしました。このため、いくつもの業者で、が断熱気密について十分な知識を持っているのか、様々な質問をぶつけてその回答を聞いてみました。結果として、使用する断熱材の材質や、施工時の留意点等について、最も詳しく説明できた業者さんに決めました。

9. その町で家を建てようと思った理由(その町を気に入ったところ)について教えてください

県内で最も栄えてる市の隣にあるベッドタウン的な町のため、学校・病院・役場・買い物等にも不便なところはそれほどなく、かつ土地の費用もそれほど高くなかったのが気に入っています。また、親の実家も同じ町内のため、行き来もしやすく、お互いに頼み事もしやすい状況です。

10. これから家を建てようとする方へのアドバイスをお願いします

いちばん重要なのは間取りだと思います。今まで住んでいた家の良くなかった点を考え、これを解消できるような間取りを、業者さんと相談しながら十分に考えることをお勧めします。特に収納について、必要以上の収納スペースは、居住空間を狭くし、かつ家の中を余計に片付かなくさせる気がします。収納スペースは最も便利な場所に、必要な分だけ作るよう、間取りの検討を十分にしてください。

11. 家の満足度を選択してください

非常に満足

12. 再度家を建てたいと思うか選択してください

いいえ

以上です。

和室って難しいですよね。やはり日本人の血としては和室が欲しくなります。寝っ転がってイグサの香りを嗅ぎながら昼寝、という生活をイメージしてしまいます。ただ用途が来客用、フリースペース、等普段は使わない用途の部屋を作ってしまうと、本当に使わない部屋となります。やはり可能な限り用途は明確にしていき、用途に応じた広さの部屋を用意する、ということが大事になってきますね。

是非参考にしてみてください。

Author: house building