餃子の街としてすぐ思いつくのは静岡県浜松市と、もう一つ栃木県宇都宮市。逆に餃子以外の印象があまり無いのが宇都宮市でもありますが、実は住む上では便利で、東京で働く方の移住も増えているのです。そんな宇都宮市に住む上での特徴を紹介していきます。
実は東京も通勤圏なんです・・・
都会の喧騒を避けて田舎で暮らしたい、かと言って都会から離れすぎていても不便・・・。そんな人にオススメの街があります。それが栃木県宇都宮市です。
JR宇都宮駅からは、新幹線を使えば上野まで約50分、安く済ませたい場合は、湘南新宿線を使って赤羽まで2時間もかからず、交通費も片道2000円未満です。
意外と知られていませんが、宇都宮市は首都圏に属しており、東京まで新幹線で通勤通学している方も結構多いです。確かに、通えない距離ではないですね。
ちなみに、なんと言っても餃子で有名なこの街ですが、実はそれ以外にもカクテルやジャズの街でもあります。
さてそんな宇都宮駅の駅前には、餃子屋はもちろん、某有名デパートや大きな駐車場もあり、商店街で買い物を楽しむこともできます。
このように宇都宮市は、都会から近いというだけでなく、適度に都会と田舎が入り交じっています。「とかいなか」と呼ぶ人もいますが、まさにその通りだと思います。
住む上で宇都宮のオススメの場所としては、宿郷町等の駅近な場所はもちろんですが、鶴田町等の少し駅から離れた地域もオススメです。
この辺りは田んぼがあり、あぜ道でのんびりベビーカーを散歩させる主婦の方もいるというのどかさもある一方、田んぼから数分歩けばファーストフードやファミレス、インテリアショップもあり、自転車や車を使えばスーパーマーケット、カラオケ屋、子供用品、洋服、本屋、飲食店まで揃っているという、都心と変わらない便利な街になっています。
違う点があるとすれば、都心より店舗の規模がだいぶ大きめなことでしょうか。人も多すぎないので、都会と同じ商品を自分のペースで選ぶ余裕があります。
のどかさと便利さが同居する街
そして、のどかな田園風景からは、栃木県で有名な男体山をはじめとする山脈を仰ぐこともでき、特に、冬は雪をかぶった様子が美しいです。都会では見ることのできない大きな青空が広がっていますね。
このように、都会的な施設と田舎の自然が両方楽しめるのがこの町の最大の魅力です。
最近は、若いファミリー層も増えており、新しい住宅地が建設されている光景をよく目にします。土地の値段もあまり高くないので、駐車場付の一戸建てを買う人がほとんどです。
この町に欠点があるとすれば、バスや電車がほとんど通っていないので、車が無いと移動が難しいことでしょうか。
先ほど紹介した地域以外にも、宇都宮にはファミリー層にとって魅力的な場所がたくさんあり、ファッション、フードパーク、映画館や温泉、フィットネスやアルパカ広場まで揃った大型ショッピングモールには、休日はたくさんの家族連れがショッピングを楽しんでいます。
市内には医療機関も揃っており、子育てサロンやサークルもちゃんとありますね。
また、どこへ行っても都会のような人混みは皆無で、治安もよく、小さな赤ちゃんがいても安心です。
このように、都会と田舎の両方の魅力を併せ持った宇都宮は、ファミリー層にとって非常に便利で住みやすい場所なのですが、餃子以外ではなぜかあまり知られていません。
首都圏でありながら、東北と勘違いしている他県の人も見かけます。なぜでしょう?それは栃木県民の人柄を表しているかもしれません。あまりガツガツとアピールしたりする派手さが無いところがこの地域の人のよい所でもあります。
もし田舎でのんびり都会暮らしを楽しみたいなら、宇都宮市はオススメの街ですね。