海が見える家に住みたい

2023年05月12日 追記・変更

海が見える家というのは非常に大きな魅力と共に大きな弊害があります。海が見える家に住むために知っておくべき弊害はどのようなものがあるのか、ということを紹介していきます。

■海が見える家...でも本当に海は見える?

家を建てる第一条件に海が見える家に住むこと、という方もいらっしゃると思います。それほど、海が見える家というのは非常に大きな魅力があります。

当然サーフィンなどをしていて、すぐに海に出ることができる、ということを第一に考えている方もいるでしょうし、海で泳ぐわけではないけれど、海を眺めて、波の音を感じていたい、という方もいるでしょう。

とはいえ、海が見える家、というのは意外に要注意ですよ。海が見える家には色々と弊害が潜んでいるのです。

まず、そもそも確認したいのは、本当にその家は海の見える家なのか、ということ。

家が建っていない状態でも海が正面から見えるリッチであればまだあまり心配はありませんが、家が建った後、2階部分から見えるはず、というのは要注意です。いざ家が建って2階から海を見た時に、少ししか海が見えない、ということもあります。

また、今は見えるけど、将来家の前に建物が建つ、という可能性も無きにしも非ずなので、注意しておいた方がいいでしょう。

■毎日花火の音がすることも...

また、海のそばに立つ家の場合、大きな弊害としては潮風の影響を大きく受ける、というところがあります。

潮風の影響で窓ガラスは汚れやすくなりますし、何よりも金属が非常にさびやすくなってしまいます。その影響もあり、しっかりと家のメンテナンスを行っていないと、家自体の耐久も悪くなってしまいますので、メンテナンスはしっかりと行ってください。その意味で通常の家よりも維持費が高くなるという面もあります。

そして、もし海岸が家の前にあるようでしたら、困ることは他にもあります。それは、夏などのシーズンになると、夜中になっても花火をしていたり、人の話し声が聞こえてくるなど、非常に迷惑をこうむることがあります。

他にも、海が見える家は、市街地や商業施設から離れていることが多く、日常の買い物や通勤、通学に不便な場合があります。立地と引き換えに、という面は少なからずありますので、許容できる範囲かどうかは事前に確認が必要です。

とはいえ、海の色や波の音、日の出や日の入りなど、海からの景観は圧倒的なリラクゼーションを提供してくれます。そして、海が見える家は、一般的に不動産市場で人気があり、価値が上がる可能性が高いという面もあります。

海が見える家、というのは、他にはない大きな魅力があると同時に大きな弊害も潜んでいますので、その点も考慮に入れて考えたほうがいいですよ。

Author: iehome