環境共生住宅に住みたい

2021年01月24日 追記・変更

今後の住宅のスタンダードになるであろう環境共生住宅。あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、言葉だけで何となく意味は伝わるのではないでしょうか?環境共生住宅とはどのような家でどのような要件があるかについて紹介していきます。

■地球にも、周囲にも、自分たちにも優しい家

環境共生住宅というと、あまり聞いたことはないけれど、何となく意味は分かるような気がする、という方も多いのではないでしょうか。

ということで、環境共生住宅はただのエコ住宅とは異なります。では何が違うのでしょうか?

環境共生住宅は、エコ住宅であると同時に周辺の環境にも配慮し、調和した住宅、そして住む人にとっても快適で健康な住宅、ということになります。

要は住む自分たちは当然のこと、周りの住宅や自然、そして地球全体にも優しい住宅のことを環境共生住宅といいます。

これだけエコが叫ばれている時代ですので、やはり地球環境に配慮した住宅を建てることはこれからのスタンダードであると思います。

と同時に、当然ではありますがやはり住む本人にとって良い家であることは必須の要件でもあります。

しかし、意外と見過ごされがちですが、当然周辺環境の中に存在する一住宅となるわけですから、周辺環境についての配慮も必要です。

周辺に住宅がひしめいていれば周辺住宅に配慮し、周辺に自然がひしめいていれば自然に配慮することは、言われてみれば当たり前のようにも感じます。

では、環境共生住宅を実現するためには具体的にどのような要件を備える必要があるのでしょうか?

■屋上緑化や高断熱も環境共生住宅の要件の一つ

具体的にはほとんど今まで紹介してきた内容を一つ一つ取り上げればいいだけになります。

例えば、「太陽光発電を設置するメリットとは?」や「風力発電を考えてみよう」で紹介してきたような再生可能エネルギーを活用する住宅にするということも一つです。

また、「屋上緑化に取り組む」や「草屋根って何?」で取り上げてきたように屋上や屋根の緑化に取り組むということも一つ。

他にも、「高断熱・高気密は何が良い?」で取り上げてきた高断熱の家にしたり、「吹き抜け空間を作る」や「天窓のある家に住みたい」で紹介しているような明るい家にしたり。

ビオトープのある家」のようなビオトープを作ったり、「植栽で夏は涼しく冬は暖かく」のように植栽を有効活用したりと・・・。

このように、環境共生住宅にするためにできることというのは非常にたくさんあります。

ただ、もちろんこのすべてを行う必要などどこにもありません。少しずつでも取り組んでいくことで環境共生住宅にすることができるのです。

あくまでも、住む人にとっても優しい住宅ですので、無理のない範囲で、でも誰にとっても優しい住宅というのを目指すようにしてくださいね。

Author: iehome