落ち着いた雰囲気の中夫婦二人で語り合うためにも、来客も含めてワイワイガヤガヤするためにも、バーカウンターがあるというだけでどちらも実現可能です。バーのある家を実現するためには何に注意する必要があるかについて紹介していきます。
■バーカウンターでお酒を傾ける毎日・・・
カクテルを作るのが趣味、バーの雰囲気が好き、来客をもてなすための空間が欲しい・・・。
作る目的は様々なのかもしれませんが、やはりあるだけで家全体がオシャレに思えてしまうのがバーのある家です。
さて、そんなバーのある家ですが、バースペースを作るためにはまず何と言ってもバーカウンターが必要になります。
そして、本格的なバースペースを作れば作るほどだんだんカクテル作りに凝ってしまい、お酒の種類もたくさん欲しくなってくるものです。
また、お酒だけではなく、カクテルグラスなどのグラス類、更にシェーカーやメジャーカップ、ストレーナーなどのカクテル道具などを置く場所も必要になってきます。
だとすると、オープンキッチンにカウンターを設けてバーカウンターのように利用してしまうのか、それとも別途バースペースを用意するのかで、バーに求める要件は大きく変わってきてしまいます。
キッチンをバー代わりにするのであればそれほど考慮することは多くありませんので、今回は別途バーのための専用スペースを作るということを仮定して紹介していきます。
■人を招くのであればカウンター内の整備も必要
さて、専用のバースペースを作ると決めたものの、更に自分たちだけが楽しむためのバーなのか、それとも人を招くためのバーなのかで大きく変わってきます。
自分たちが楽しむためだけであれば、照明計画さえきっちり考えて、キッチンの近くにバースペースを構えればそれで事足りますが、人を招く場合ですとさらにプラスアルファが必要になります。
やはり、ある程度人数を呼ぶのであれば、スペース自体大きく取り、バーカウンターも少し大きめのサイズを用意する必要があります。
その上で、やはり対面でカクテルを提供するわけですから、バーカウンターの内側を整備しておく必要があります。
カクテルを提供するためには、やはりレモンなどを切ったりもしますし、マドラースプーンを洗ったりなどもしますので、ちょっとした作業台と流し台も必要になります。
その上で、手元が危なくないように手元を照らす照明も必要になります。
また、いちいち移動する必要が無いように、小さな冷蔵庫を置くスペースも確保しておいた方が良いでしょうね。
と、ここまで紹介しましたが、あまりきっちりやりすぎてしまうと窮屈になってバーがあること自体が負担になってしまい、自分たちが楽しめないという状況にもなりかねませんので、「こだわり」と「いいかげん」の適度なバランスを保つようにしてくださいね。
その上でバーカウンターとチェアーにだけとことんこだわれば立派なバーのある家は完成しますよ。