壁に自由に落書きできる黒板がある家というのは、実は子供にとっても親にとってもメリットがたくさんあります。家の壁に黒板を作る上でどのような点に気を付けるべきか、どのような用途に使うことができるかなどについて紹介していきます。
■家族のコミュニケーションも黒板で・・・
家の壁というのは部屋の印象を大きく左右する場所ではありますが、有効活用できていない場所だとも言えます。
「リモコン類は一か所に集めよう」で紹介しているようにリモコン類が集中している壁は有効活用できていると言えますが、ただそこにあるだけという壁も多いのではないでしょうか?
せっかく自由に使えるスペースでもあるわけですから有効活用したいものです。そして壁を有効活用するための手段の一つとしてオススメするのが壁に黒板のある家です。
実は壁に黒板があると様々な用途に活用することができます。その一つが日々の連絡網としての活用です。いつに何があるということも黒板に書いておけば家族全員に共有が可能です。
また子供とのコミュニケーションとしても利用できますね。普段家に帰るのが遅くあまり子供とコミュニケーションが取れていないお父さんも、黒板を通してちょっとしたコミュニケーションを取ることができます。
もちろん子供の落書きスペースとしても活用できます。あらかじめ落書きスペースを用意しておけば黒板に落書きしてくれますので、余分なところを汚される可能性が少なくなるのでオススメです。
子供に勉強を教えるためにも良いかもしれませんね。手軽に文字を書くことができる環境があるのは子供の成長にとってもプラスになりますし、黒板を使って分かりやすく教えることもできます。
更にマグネットにも対応可能としておけば学校のお知らせなどを貼っておくこともできますので多様な活用方法が見込まれます。
■黒板もホワイトボードも自作できる!
このように意外に便利な黒板ですが、黒板スペースを取るためにもどこに作るのかというのは間取りを考える設計の初期段階から考慮が必要になります。
まず前提が「邪魔にならないが誰もが毎日必ず目を通す場所」である必要があります。ある程度広さを取っていれば貼られているお知らせなどにも目を通しやすくなりますので、あらかじめ黒板をどこに置くかを決めた上で間取りを考えた方が良いでしょう。
ちなみに黒板は市販されているものだけではなく大工さんに作ってもらうことも可能です。
今では塗るだけで黒板ができる塗料が市販されています。通販でも販売されていますので塗料を手に入れやすく、塗るだけなので自分でメンテナンスも行いやすいというメリットがあります。
それも黒色だけではなく青色や黄色などカラフルな色の黒板塗料が販売されていますので、部屋のインテリアの一部としても考えることもできますよ。
その意味では家の玄関に黒板でウェルカムボードをつくるという手もあります。実用途ではなく黒板をデザインの一つとして絵を描いたりすれば、部屋の雰囲気もよくなる上に定期的に絵を変えることで部屋の雰囲気自体変えることもできますしね。
黒板にこだわらなくてもホワイトボードでもいいかもしれません。ただ市販のホワイトボードの場合は大きすぎるか小さすぎることが多いため、ホワイトボードも自作について検討した方が良いかもしれませんね。
仮に黒板を設置することが難しいとしても、日々の生活のためには学校のお知らせなどを貼っておけるコルクボードなどはせめて用意しておいた方が良いでしょう。
このようなスペースが無いと冷蔵庫がチラシでいっぱいになったりどこにいったか分からなくなったりしますので、黒板のように多用途に利用できるスペースは用意している方が便利ですよ。