作ると外観としての表情も家の中から庭を眺める表情も一変させるため、ここ最近徐々に人気が出てきたのが水庭のある家です。もちろん観賞用として以外にも活用方法はありますので、水庭の有効な活用方法と注意点などについて紹介していきます。
■水庭があると家の雰囲気が一変!
最近少しずつ水庭のある家というのが増えてきました。
テレビなどでも時々取り上げられますので見たことがあるという方も居られるかもしれませんね。
ただ水庭と池の何が違うと言われてしまうと困るところでもありますね。池は和風住宅に合い、水庭は洋風住宅に合う、とでもしておきましょうか・・・。もちろんそんな区別をするものではありませんけどね。
さて、そんな水庭はどのように活用していけばいいのでしょうか?基本的には観賞用として作るものですので目的自体無くても問題ないとは思います。
水庭がそこにあるだけで外観としても大きく印象が変わってきますし、家の中から庭を眺めた際の景色も水場があるだけで気持ちのいい空間と変貌します。雰囲気的にも涼しさを感じますしね。
また、逆さ富士などのように水面に反射して映り込む景色を楽しむというのもオツかもしれませんね。水面が揺れることで動きの無い庭に揺らぎのある景色を加えるというのも楽しむことができるポイントではあります。
他には例えばもし中庭を作るのであれば水庭にしてしまうというのも一つの手です。実際にそうされているお宅もありますしね。
いっそのこと明確な役割を持たせしてまうというのも一つの手かもしれませんね。水庭の深さを少し深くしてあげるとプールとして利用できるようにすれば、観賞用としても実用としても利用できていいかもしれません。
■照り返しやメンテナンスなど注意点も・・・
また、単純に子供の遊び場として利用するのが現実的かもしれません。子供は水遊びも大好きですからね。親の目の届く範囲で思う存分水遊びできる空間があるというのは子供にとっても親にとっても良いかもしれませんよ。
そして、「ビオトープのある家」で紹介しているようにいっそのことビオトープとして活用しても良いかもしれませんね。ただそうなるとより一層池としての利用のように思えてしまいますが・・・。
と、ここまで水庭の楽しい活用方法について考えてきましたが、水庭を設置するにあたっては当然注意点もあります。
部屋の真ん前に水庭を作ってしまうと夏場は照り返しの影響を受けることになって部屋の温度が上昇しやすくなります。そのため南面の部屋のすぐ前に水庭を作る際は断熱効果の高いサッシ・窓ガラスを選択するようにしてくださいね。
そして基本的には実用的なものではないからこそきれいに保つ必要がありますのでメンテナンスは大変です。
また、雨の際には溢れることも想定されますので、水庭周辺の水はけを十分よくしておく必要がありますよ。
そもそも水庭を設置するにあたっては「池は必要?」や「プールのイニシャル・ランニング費用って?」などで紹介しているように注意すべき点というものが多く存在します。
当然その分費用としては上乗せされることになりますので、本当に必要かどうかは十分検討の上導入するようにしてくださいね。