三井ホームを評価!

ツーバイフォー住宅の第一人者として有名な三井ホーム、最近ではあまりCMでも見なくなりましたが、やはり住宅の特徴としては多くの特徴を持っています。三井ホームにはどのような特徴があるのか、良くない点は何かということについて紹介していきます。

■三井ホームといえばツーバイフォー!

それでは、今回は三井ホームについて評価していきたいと思います。

三井ホームの特徴といえば、やはりまずは三井不動産グループの一員であるという経営基盤があるでしょう。突然家を建てている業者が倒産するということが大きくなったこの時代だからこそ、この安定基盤を持っている点というのは十分な強みになるでしょう。

そして、三井ホームといえばやはりツーバイフォー住宅です。ツーバイフォー住宅の供給戸数としては国内シェア№1を誇っていますので、もしツーバーフォーで家を建てたいというのであれば、やはり選択肢に入ってくるハウスメーカーだと思います。

「ツーバイフォー工法の現場の流れ」でも紹介している通り、ツーバイフォー工法の家というのは、壁自体が耐震壁でできていますので、地震に対しては非常に強い作りになっています。

さらに、免震システムについても対応可能となっていますので、とにもかくにも地震に強い家を建てたい、となった場合にも三井ホームは安心だと言えるでしょう。

さらに、ツーバーフォー工法の特徴の一つとして高断熱・高気密という部分があるのですが、だからこそ気になる換気システムとして、全館空調・換気システムの「ウェルブリーズ・プラス」という商品も用意されています。

また、デザイン力にも優れた住宅が多いことも特徴です。2009年度グッドデザイン賞を受賞した「グラセナ」や、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009優秀賞を受賞した「ロンディーノ」など、個性的で優れたデザインの商品が多くなっています。

他には、設計士やコーディネーターが三井ホームの社内の人間ではなく、外部の人間の為、客観的な意見をくれる上、質としても高いという面があります。

■どのハウスメーカーよりも高価格!?

と、ここまでは三井ホームのいい面だけを紹介してきましたが、当然良い面ばかりではなくあまりよくない面もあります。

あまりよくない面の一つがやはり価格についてです。

三井ホームは、他のハウスメーカーと比べてもかなりの高価格帯のハウスメーカーになっています。一般的に高いと思われがちな住友林業や積水ハウスなどよりも高い場合が多々あります。そのため、あまり裕福に見えない人は相手にしない営業マンもいるという評判まであります。

また、先ほど紹介した全館空調・換気システムの「ウェルブリーズ・プラス」についてもメリットとデメリットが混在しています。デメリットとしては、やはり全館空調ですので各部屋ごとの温度調整が難しく、音が若干耳障りという部分があります。

また、今後エアコンが進化したとしてもずっと「ウェルブリーズ・プラス」を使い続ける必要があるという点も見過ごせない点でしょう。

と、このように三井ホームもやはり悪い点というのはあります。しかし、全体的に三井ホームの評判自体は比較的良く、安心感という意味合いでは安心して家づくりを任せることができるハウスメーカーだと言えます。

もちろん価格的な面で難しい場合もあると思いますが、まずは検討の土台として挙げても問題ないハウスメーカーでしょう。

Author: iehome