多層階住宅などが特徴のハウスメーカーのパナソニック ホームズ(旧パナホーム)。理想の家づくりをする上で重要なポイントとなる建築業者選びの為に、パナソニック ホームズというのはどのような会社でどのような特徴があるのか、ということを評価していきます。
■パナホームからパナソニック ホームズへ。その結果・・・。
ここでは、パナソニック ホームズについて評価していきます。
2018年パナホームからパナソニック ホームズに変わりました。
パナホームといえば、やはり言わずと知れたパナソニック系列ですので、何と言っても大きな特徴はパナソニック製品を取りそろえたオール電化住宅という印象がありました。
ただパナソニック ホームズに変わってからそのあたりの特徴は薄れたようです。
さて、次に価格についてですが、パナソニック ホームズも大手と呼ばれるだけあって、価格帯としてはかなり高価格帯のハウスメーカーです。やはり大手になればなるほど高価格帯になりますので、パナソニック ホームズもローコスト住宅を求める方にはあまり合わないと思います。
そして、パナソニック ホームズの強みは狭小住宅を建てるのを得意とすることが挙げられます。
■多層階住宅という特徴もあるけれど・・・。
手に入る土地が狭くなりがちな都心においても問題なく施工できる場合が多いため、もし狭小住宅を建てようとして他のハウスメーカーや工務店に断られた場合は一度パナソニック ホームズを検討してみてもいいかもしれませんね。
この狭小住宅に強い、という部分に関して更に紹介すると、多層階住宅に強いという点があります。もちろん高さ制限などで4階や5階建て住宅を建てることができる立地体限られていますが、もし4階建て、5階建て住宅を考えているのであればパナソニック ホームズは選択肢に入るかもしれませんね。
また、パナソニック ホームズの場合、光触媒タイルや稚内珪藻土など材料にこだわっているハウスメーカーといえますので、良質のマイホームが建てられ安物買いの銭失いにはなりにくいという特徴もあります。
ただ繰り返しになりますが、ハウスメーカーとしては随分特徴、魅力が薄れた印象があります。
もちろんメーカーとしての実績は積み重ねていますので長期的に見た安心感は間違い無いのですが、それでもこれだけ特徴が薄れてしまうとそもそもの選択肢に上がりにくいなぁ、という印象です。