吹き抜け空間を作る

2021年02月07日 追記・変更

最近豪華な雰囲気を作り出すことができる吹き抜けのある家というのが非常に増えてきました。確かに豪華な雰囲気になり光も多く取り入れることができるのですが、反面デメリットもある吹き抜け空間にはどんなメリット・デメリットがあるか、ということを紹介していきます。

■吹き抜け空間のメリットは何?

最近特に吹き抜け空間のある家というのが非常に増えてきました。

住宅展示場などで展示している家を見ても、かなり多くの家が吹き抜け空間を取り入れています。

やはり吹き抜け空間というとホテルなどをイメージし、豪華な雰囲気を作り出すことからも最近増えてきているのかもしれませんね。

ただ、吹き抜け空間にも当然のことながらメリット、デメリットがありますので、メリットもデメリットも踏まえた上で吹き抜け空間を作るかどうか判断する必要があります。

まずは吹き抜け空間のメリットを考えていきたいと思います。

まずやはり何と言っても、吹き抜け空間があることで、家の中に開放感があり、非常に広く感じます。

豪華な印象を受ける、ということもあります。

そして、天窓を設置すれば、光を多くとることができ、部屋の奥まで日光を取り入れることができるようになります。

このように吹き抜け空間を作ることでメリットも大きいと言えるでしょう。

■吹き抜け空間のデメリットには対策を!

しかし、問題点も大きい、と言えるでしょう。

吹き抜け空間を作る問題点としては、まず暖房・冷房が効きにくい、ということがあります。そのため、空調費は通常より余分にかかることは覚悟しておく必要があります。

次に、メンテナンスが大変、ということが挙げられます。天井が高い分だけ、照明の交換は危険を伴いますし、窓ガラスの掃除も一苦労です。

また1階の音が2階に通りやすくなるという音の面もあります。家族間で生活時間帯が異なる人がいる場合には、特に注意が必要な点です。

更に挙げると、本来部屋を作ることができる空間を吹き抜けにするわけですから、空間を無駄にしている、と言うこともできるでしょう。吹き抜け空間が無ければもう一部屋作ることができたかもしれませんからね。

このように吹き抜け空間にはメリットもデメリットも両方あります。

デメリットに対する対策が取れている、という場合には特に問題になりませんので、なぜ吹き抜け空間を作りたいのか、ということを整理して、作る作らないの判断をしてみてはいかがでしょうか。

吹き抜け空間のある家まとめ
メリット●家の中に開放感があり広く感じる
●豪華な印象を受ける
●部屋の奥まで日光を取り入れることができる
デメリット●暖房・冷房が効きにくい
●照明の交換や窓ガラスの掃除などのメンテナンスが大変
●音が上階に通りやすい
●空間を無駄にしている
【対応策の例】●床暖房にしたり、断熱にこだわるようにする
●照明の交換が少なくて済むように寿命の長い照明を使う
●汚れにくい窓ガラスを使用する、等々・・・
Author: iehome