デッキテラスを有効活用

2021年01月23日 追記・変更

毎日日光を浴びるということは健康にとって非常に大事なことです。とはいえ、高齢になってくるとなかなか家の外に出るのもおっくうになる場合もあります。そのような場合に有効活用したいデッキテラスの役割について紹介していきます。

■デッキテラスが家の外と中の境目を無くす!?

家の中と外の境目にはドアや窓などの開口部がありますので、家の中と外というのは明確に区別がされています。もちろん家の機能としてはそうあるべきなのですが、ただ高齢になってくると、どうしてもなかなか気軽に外に出ることが難しくなる場合もあります。

であれば、一つの考えとして外と中の境目を無くしてあげるというのも一つの手になります。では、外と中の境目を無くすにはどうしたらいいのでしょうか?

一つがデッキテラスを有効活用することです。

部屋の高さとデッキテラスを同じ高さにすることができれば、部屋の中の続きとしてデッキテラスを活用することができます。当然窓を開ける必要はありますが、窓を開ければすぐに外に出ることができ、いつでも外気浴をすることができます。

ウッドデッキの選び方」などでも紹介している通り、デッキの材質に関しては慎重に選ぶ必要がありますが、すぐに外に出ることができるデッキテラスがあるだけで外に出るハードルはかなり低くなります。

■床下の点検口の設置は忘れずに...

もちろん、デッキテラス自体広ければ広いほど気持ちのいい空間になるのですが、1点だけ気を付けておく点があります。それは床下の点検口です。

特に、部屋と同じ高さのデッキテラスを作った場合、デッキテラスの下の空気が滞ってしまい、家にとってあまり良い状態とは言えなくなります。

であれば、定期的に状態を確認するためにも、また空気の流れを作り出すためにも、デッキテラスの下には点検口を作っておいた方がいいでしょう。

また、デッキテラスの場合は、材質によっては頻繁なメンテナンスが必要となったり、また修理に時間がかかってしまう場合もあります。だからこそ材質に関しては慎重に見極めるようにしてください。

家の中と外の境目を無くすためにはデッキテラスは非常に有効ですので、材質には十分注意するようにしたうえでデッキテラスの設置も検討の土台に入れてみてはいかがでしょうか。

デッキテラスを有効活用まとめ
●部屋と同じ高さのデッキテラスを設置すれば、部屋の中の続きとしてデッキテラスを活用することができる
●定期的に状態を確認するためにも、空気の流れを作り出すためにも、デッキテラスの下には点検口を作っておいた方がいい
Author: iehome