家の工事が始まると、ついついあとは施工業者にお任せとなってしまいがちですが、工事の前後や工事中も施主が関わる行事はたくさんあります。施主が関わる行事にはどのようなタイミングでどのような行事があるか、ということについて紹介していきます。
■施主が関わることもたくさんあります!
工事現場の流れに関しては、「鉄筋コンクリート造・鉄骨造の現場の流れ」等で紹介してきました。今回は工事の流れに伴って直接施主が関わる行事に絞って全体の流れを紹介していきたいと思います。
工事が始まると、まず初めに行わないといけないこととしては、近隣の挨拶です。これから長期間にわたってご迷惑をかけることになりますので、今後のご近所づきあいのことも考えて必ず挨拶回りをするようにしましょう。
そして次に地鎮祭があります。地鎮祭に関しては、「地鎮祭ってどうするの?」でも紹介していますが、最近は行わなくなったり簡略化されたりしていますが、せっかくですので行っておいた方が家の思い出も増えますよ。また、上棟時に上棟式を行う場合は「上棟式ってどうするの?」を参考にしてください。
そして、直接施主が関わるわけではありませんが、「工事中に行われる検査には何がある?」でも紹介している通り、工事中には中間検査や完了検査が行われます。
ここで行われる検査にはそれぞれ目的があった検査をしていますので、中間検査や完了検査をクリアしたからといって安心しないようにしてくださいね。
■ついに家が完成!でもやることも忘れずに...
そして、完了検査が終わると次は竣工検査になります。竣工検査に関しては「竣工検査のチェックポイントは?」でも紹介していますが、ここでダメ直し工事を依頼しておかないと住んでから困ることになってしまいます。竣工検査では時間をかけてくまなくチェックするようにしましょう。
次に、竣工検査が終わるとついに新居への引っ越しです。ただ、ここで「電話・ネット回線接続はお忘れなく」でも紹介している通り、電話やネット回線の手続き、そして電気・ガス・水道などの手続き類は忘れないようにしましょう。
最後に、引っ越しが終わりになると忘れてはいけないのが近隣の挨拶です。今まで工事のご迷惑をおかけしたこと、これから宜しくお願いしますという意味を込めて、再度近隣にはご挨拶に伺いましょう。
ちなみに、引っ越したら、転居届や学校の転入届など、やらなければならないことは非常に多くなりますので、引っ越し前後は余裕を持った行動を心掛けるようにしましょうね。
施主が関わる行事の流れまとめ |
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施主が関わる行事としては、工事が始まる前には近隣への挨拶⇒地鎮祭⇒上棟式⇒(中間検査や完了検査等)⇒竣工検査⇒新居への引っ越し⇒近隣への挨拶⇒各種手続き |