別荘などで比較的多いログハウス住宅の現場において重要なポイントとは何でしょうか?一般的な現場の流れや優れた部分について、そして工期などについて紹介していきます。
■ログハウスは工期の調整が重要に...
別荘などでは比較的多いですが、日本の一般住宅においてはまだまだログハウスの住宅というのは少ないかもしれませんね。とはいえ、少しずつログハウスの住宅も増えつつありますので、ログハウスで施工する現場の流れも簡単に紹介していきたいと思います。
ログハウスの施工は少し特殊で、木材の乾燥・収縮を上手に利用した住宅になりますので、サッシや扉は多少の隙間を作っておかないと扉が開かなくなる、という可能性が出てきてしまいます。
ちなみに、ログハウスの特殊性としては、材料の調達という部分にもあります。
一般的に丸太の加工自体は工事現場ではなく、別の作業場で加工がおこなわれるのですが、調達先が国内で国内加工の場合と、材料は海外から輸入して国内で加工する場合と、材料も加工も海外で行ってから輸入する場合とがあります。
当然、それぞれのケースによって工事現場までログが届く日数に大きく違いが出てきますので、結果として工期が大幅に変わってきます。
もしログハウスで使われる木材にこだわりがある方は、工期に関しても事前に調整しておく必要がありますので気を付けてください。
■【参考】ログハウスの現場の流れ
ちなみに今回も、参考程度にログハウスの現場の流れを表として紹介しておきます。
ログハウスの流れ |
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基礎工事 |
建込み |
配線工事 |
外壁工事 |
屋根工事 |
サッシ工事 |
断熱工事 |
外部仕上げ工事 |
内部仕上げ工事 |
竣工 |
「鉄筋コンクリート造・鉄骨造の現場の流れ」や、「木造軸組工法の現場の流れ」でも紹介しましたが、これらの現場の流れは、当然ながら会社や現場ごとに変わってくるものではありますので、あくまでも参考程度にどんな流れなのか、ということを確認するようにしてくださいね。