最も一般的に普及している木造軸組工法の現場において重要なポイントとは何でしょうか?一般的な現場の流れや優れた部分について、そして工期などについて紹介していきます。
■木造軸組工法の工期は現場によりばらつきも...
それでは、今回は木造軸組工法の現場の流れを紹介していきたいと思います。恐らく最も親しんでいる工法のため、あまり違和感なく現場の流れは分かるかと思います。
基本的に仕上げ工程に関しては、鉄筋コンクリート造・鉄骨造にしても、2×4工法にしても、あまり変わりはありませんので、大きな違いがある躯体部分を中心に紹介していきたいと思います。
さて、木造軸組工法ですが、土台や柱、梁などを組み合わせた骨組みが基本となってきます。
木造軸組工法のいいところは、やはり増改築が非常にしやすい、という点が挙げられるでしょう。
工期自体は、4か月~6か月程度と、どうしても現場現場により多少のばらつきは出てしまいます。
ちなみに、この木造軸組工法というのは、昔からあるため多少古臭い、と感じてしまう方もいるかもしれませんが、今現在でもどんどん改良を加えられながら進化しており、耐久性の面でも非常に向上しておりますので、木造軸組工法だからダメ、ということはありませんよ。
■【参考】木造軸組工法の現場の流れ
ちなみに今回も、参考程度に木造軸組工法の現場の流れを表として紹介しておきます。
木造軸組工法の流れ |
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地縄張り |
基礎工事 |
上棟 |
屋根工事 |
木工事 |
外壁工事 |
サッシ工事 |
断熱工事 |
配線工事 |
外部仕上げ工事 |
内部仕上げ工事 |
竣工 |
「鉄筋コンクリート造・鉄骨造の現場の流れ」でも紹介しましたが、これらの現場の流れは、当然ながら会社や現場ごとに変わってくるものではありますので、あくまでも参考程度にどんな流れなのか、ということを確認するようにしてくださいね。