非常に特徴が強いツーバイフォー工法の現場において重要なポイントとは何でしょうか?一般的な現場の流れや優れた部分や欠点について、そして工期などについて紹介していきます。
ツーバイフォー工法は失敗しにくい工法!?
それでは、今回はツーバイフォー工法の現場の流れを紹介していきたいと思います。
ツーバイフォー工法の特徴としては、工場で建材を加工しますので、現場ではあまり加工の手間がかからない、というところがあります。そのため、現場での作業としては、イメージとして組み立てる、ということがメインになってきます。
また、壁自体が耐力壁となっているため、地震などにも強い、という特徴があります。
その反面、ツーバイフォー工法には間取り変更の自由が利きにくい、という欠点がありますので、もし将来の間取り変更を考えているのであれば、事前に間取り変更する部分の壁は荷重を受けないようにしておく必要があります。
工期自体は、3か月前後と、現場での作業が少ない分他の工法に比べて短い工期で家を完成させることができるということが特徴ですね。
尚、このツーバイフォー工法の場合は職人の腕に左右されにくい工法と言われていますので、ある意味では家づくりが失敗しにくい工法、ともいうことができるかもしれませんね。
【参考】ツーバイフォー工法の現場の流れ
ちなみに今回も、参考程度にツーバイフォー工法の現場の流れを表として紹介しておきます。
ツーバイフォー工法の流れ |
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地縄張り |
基礎工事 |
床枠組・壁建て起こし |
上棟 |
屋根工事 |
サッシ工事 |
配線工事 |
断熱工事 |
外壁工事 |
外部仕上げ工事 |
内部仕上げ工事 |
竣工 |
「鉄筋コンクリート造・鉄骨造の現場の流れ」や、「木造軸組工法の現場の流れ」、「ログハウスの現場の流れ」でもそれぞれ紹介しましたが、これらの現場の流れは、当然ながら会社や現場ごとに変わってくるものではありますので、あくまでも参考程度にどんな流れなのか、ということを確認するようにしてくださいね。