自宅兼○○を作ろう

2023年04月24日 追記・変更

自宅兼美容室や自宅兼レストラン、自宅兼アトリエなど、最近あまった空間を自宅兼○○として活用する併用住宅が増えてきています。自宅兼○○として、自宅を別の用途として有効活用する有用性について紹介していきます。

■自宅兼美容室や自宅兼料理教室などはよくあるけれど...

最近自宅兼賃貸というのが増えてきています。

これは、自分の家を自宅として使う一方、空いている部屋を賃貸として貸し出す、というものです。確かにもし部屋に空きがあるようでしたら、非常に理にかなった使い方だと思います。

ということで、もしある程度スペースに余裕があるようでしたら、せっかく作る家を自分たちだけのものにするわけではなく、自宅兼美容室にするなど他の用途としても使ってみてはいかがでしょうか?

例えば、昔からある兼用利用としては、自宅兼教室として、自宅で料理教室を開催したりですとか、自宅兼美容室として自宅の一部で美容室を営んだり、自宅兼レストランとして、少数のお客さんのために料理を提供したり、自宅兼病院として歯科医を営んだり、などなど色々な用途で使われてきました。

■自宅兼カフェやスタジオなど空き空間は有効活用しよう!

でも最近ではもっといろいろな自宅兼○○として色々な用途に活用されるようになってきています。

例えば、自宅兼アトリエとして作業場を設けたり、自宅兼ギャラリーとして自宅の一部を開放して展示会を開いたり、自宅兼学習塾として勉強を教えたりなどなど。

他にも、自宅兼カフェとして使ったり、自宅兼サロンや自宅兼ショップとしてお客さんを呼び込んだり、果ては地下室をスタジオとして作ったうえで自宅兼スタジオとして貸し出している場合もありますよ。

自分が住む自宅だからって、住むだけの用途としてしか使ってはいけないということはありません。

もちろんそのせいで自宅の生活が窮屈になっては元も子もありませんが、もしスペースが余っているようでしたら自宅兼○○として利用してみるのもいいかもしれません。

とはいえ、自宅と併設する形でお店や施設を作る場合、注意すべき点も多くなります。

■併用住宅には注意すべき点も・・・

例えば、商業施設と住宅を併設する場合、消防法や駐車場の確保など、住宅の規制以外の制約を受けることもあります。

また、住宅ローンを借りる場合も、住宅ローンとして借りられる範囲は自宅の範囲に限られる場合もありますので、事前に注意が必要です。

防音対策やプライバシー保護のための工夫が必要になる場合もあります。住宅とお店・施設が隣り合わせになるため、騒音や臭いなどの問題が生じる可能性がありますので、お互いに影響しない形の設計が重要になります。

このように、併用住宅を作る場合、お店の家賃を節約できたり、新たな収益源ができたりなど金銭面で大きなメリットが出てきたり、移動時間の大きなメリットを享受できる一方、プライバシーが低下したり、仕事とプライベートの切り分けが難しかったりなど、ライフスタイル上でのデメリットが出てくることもあります。

自宅兼料理教室などの自宅兼用施設を検討する際は、これらの注意点やメリット、デメリットを考慮し、自分のライフスタイルや将来の見込みに合わせた選択を行うことが大切になってきますよ。

よくある自宅兼○○●自宅兼料理教室、自宅兼美容室、自宅兼レストラン、自宅兼病院...など
他の自宅兼○○●自宅兼アトリエ、自宅兼ギャラリー、自宅兼学習塾、自宅兼カフェ、自宅兼サロン、自宅兼ショップ、自宅兼スタジオ...など
Author: iehome