梁が見える部屋を作ろう

2023年06月15日 追記・変更

梁のある家は、家全体が木のぬくもりに包まれ、重厚感や安心感を抱くことができます。梁が見える部屋を作るためにはどのようなことを意識すればいいのか、ということを紹介していきます。

■梁が見える部屋を作るためには違和感を消そう!

梁が見える部屋を作ると、家全体が木のぬくもりに包まれ、重厚感を感じるとともに安心感を抱くことができます。そのため、梁がむき出しでも違和感が無いように、木を多用している家には梁の雰囲気がぴったりと合います。

また、梁をデザインとして使う、という手もあります。木の質感そのままに、自然に曲がった大きな梁というのがあるだけで部屋の雰囲気を一変させる力があります。

他には、濃い、黒っぽい梁を使う際には、壁の色をこだわるとかなりデザイン性の高い部屋へと作り変えることができます。

例えば、黒っぽい梁が映えるように、壁は一面真っ白にしてみると、部屋全体をモノトーンに仕上げることができ、梁を使った昔ながらの部屋にもかかわらず、新しさを感じさせることができる部屋にすることができます。

ただし、梁は建物の構造を支える重要な要素であり、梁が見えるように設計する場合でも、その強度と安全性は最優先事項であるべきです。

■梁は和風でも洋風でもデザイン性を損なわない!

また、梁と天井とのコントラストを描いてみる、という手もあります。梁と天井を同じ素材、同じ色でまとめてもきれいなのですが、下から梁を見上げた際に天井との色の違いがることで美しい景色を作り出すことができます。

他には、デザインの為だけですが、梁を複数複雑に絡ませることで梁を見せる、という手段もあります。ただ、この方法は天井が高くないとごちゃごちゃした雰囲気になってしまう打でですので、天井の高さを考慮した上で実施するようにしてください。

梁の見えるデザインが、照明計画に影響を与えることは念頭に置いておきましょう。梁が影を落とし、部屋全体の明るさに影響を与える可能性があります。

梁こそ日本の家の象徴だと考える人も居ります。

その梁は、昔ながらの日本家屋に合うのは当然のこと、最新デザインの洋風な家にあってもデザイン性を損なわないところにこそ真価があるのかもしれませんね。

Author: iehome