風水・家相を取り入れると家の間取りが自ずと決まってくる部分もあります。風水・家相を取り入れるためにはどのようなことを意識すればいいのか、ということを紹介していきます。
■鬼門の玄関、裏鬼門の水回り...はやめておこう
やはり家づくりにおいて、風水・家相を気にするという方は多いと思います。昔に比べれば気にする方の割合は減ってきたとはいえ、気にする方にとっては重要なことでしょう。
家相でよく言われるところとしては鬼門でしょう。鬼門の方向に玄関があると、悪いことが起こる、というのはよく言われていることです。また、裏鬼門には水回りを持ってこないようにする、などなど家相には色々とあり、かなり奥が深いと言えるでしょう。
特別家相にこだわるわけではないし、それほど深くは知らないけれど、やっぱりなんとなく気になるなぁ、という方は多いかもしれませんね。
当然、風水・家相を家づくりに取り入れるということには大きなメリットもあります。
風水・家相を取り入れることの大きなメリットとしては、風水・家相に従うことで間取りを考える際の迷いが少なくなる、ということです。
ここには水回りを持ってこない方がいい、ということが分かっていれば、必然的に選択肢は狭まりますので、間取り決定までに時間が短縮されることもあるでしょう。
■風水・家相は快適に過ごすための昔の人の知恵
とはいえ、逆に風水・家相にこだわりすぎてしまうあまり、逆に間取りが全然決まらない、ということもあるかもしれません。どうしても鬼門の方向に玄関を作らないと間取りがおかしくなってしまう、でも鬼門に玄関は持っていきたくない、ということで迷ってしまうこともあります。
しかし、冷静に考えるようにしてください。
家相というのは、昔の人が快適に過ごすようにするための知恵です。そのため、家相にこだわりすぎるあまり、これから住もうとしている家が不便になってしまうというのは、本末転倒もいいところです。何が一番大事かということだけは見失わないようにしてください。
世の中には家相に全くこだわらないという方も多くおられます。そして、家相にこだわっていない方がすべからく悪いことが起きているわけではありません。
あくまでも一番の目的は、家で快適に過ごすということですので、家相にこだわりすぎるあまり過ごしにくい家で過ごすことになるという不幸だけは避けるようにしてくださいね。