家づくりで重要なこと

2021年01月21日 追記・変更

後悔しない理想の家づくりの為に、絶対に押さえておきたい重要なポイントというのはいくつかあります。業者とのコミュニケーションの取り方や施主の心構えなど、知っておくべき家づくりで重要なことについて紹介していきます。

■一番の問題は業者とのコミュニケーション不足...

後悔しない理想の家づくりの為に、絶対に押さえておきたい重要なポイントというのはいくつかあります。

その中で、「業者の見極め方」と、「欠陥住宅にならないために」という点に関しては既に紹介してきましたので、今回はそれ以外のポイントについて紹介していきたいと思います。

では、施主の観点として家づくりで重要なこととはどのようなことがあるのでしょうか。逆の視点で考えていきましょう。家づくりで失敗だったと感じるのはどのような時でしょうか。

やはり、完成した家が欠陥住宅であった場合や、そもそも契約した業者がいい加減だった、という場合があると思います。そして、同じように失敗だったと感じる場合として、業者と意思疎通を図りきれていなかった、という場合があると思います。

極端に言ってしまうと、施主側の想いは3階建てだったのに、しっかりと担当者に伝わっていなくて、結局2階建てのまま工事が進んでしまった、などなど。

これはどちらが悪い、と言い切れるものではありませんが、確実に後悔することにはなってしまうでしょう。

こうなってしまう原因としては、やはり業者とのコミュニケーションが不足していた、という点が挙げられるでしょう。業者とのコミュニケーションが密に取れていたら、このようなちょっとした行き違いなどなかったはずです。

そのためにも、業者とのコミュニケーションというのは必要以上に取るように心がけてください。具体的には、ちょっとした疑問点や不明点、不安点などをそのままにせずに、逐一確認して疑問を解消するようにしてください。

■自分の家だからこそ自分で家を作り上げよう!

また、コミュニケーションの部分で言うと、家づくりを進めていくうえで、営業担当者だけではなく、設計担当者や施工担当者など、数多くの方と関わりながら進めていくことになると思いますが、必ず窓口は決めておく、ということも大事です。

特に要望関係は必ず窓口を一本化するようにしてください。やはり、業者の中での連絡不足という可能性もありますので、仮に設計担当者に思いつきで要望を口にしたとしても、営業担当者にも必ず伝えておく、ということは忘れないようにしてください。

このようなことを意識しているだけで、お互いの意見の食い違いというのはかなり減少していきます。

そして、これが家づくりにおいて最も重要なことかもしれませんが、家づくりでは、自分が主体者としての自覚を持ち、積極的にかかわっていくようにしてください。

どうしても家づくりは専門的な話になりがちですので、専門家に任せたくなる、という気持ちはよく分かりますが、それでも最終的にこれから作る家の責任を負うのは自分なのだという自覚を持ってください。

多少勉強することも必要になるかもしれませんが、全く知識が無いまま打ち合わせを進めていき、業者の言いなりになってしまうと、後々後悔することになるのは自分です。多少わからなくても相手はプロですので都度確認し、自分がどうしたいのか、ということを明確に伝えるようにしてください。

人任せにしてしまっても結局後悔してしまうのは自分ですので、自分が作る家だという意識を持って家づくりに取り組むようにしてくださいね。

家づくりで重要なことまとめ
●業者とのコミュニケーション不足が家づくりの失敗につながる
●ちょっとした疑問点や不明点、不安点などはすぐに確認して、業者とのコミュニケーションというのは必要以上に取るようにする
●業者との折衝窓口は決めておき、特に要望関係に関しては窓口を一本化しておくようにする
●施主は、自分が主体者としての自覚を持ち、積極的にかかわっていくようにする
●業者の言いなりにならないためにも、多少家づくりについても勉強する
Author: iehome