家の外観というのは、自分たちがどんな人間か、というのを映す鏡でもあります。他とは違う存在感のある外観にするために、色や光の活用など、どのような点を工夫すればいいのか、ということを紹介していきます。
■外観にこだわるためにはデザインや色、光など様々...
『外観のデザインにはとことんこだわって他とは一味違う家を作りたい!』
このように思われる方は多いと思います。
やはり、家の外観というのは、自分たちがどんな人間か、というのを映す鏡でもありますので、少しでもオシャレで、他とは違う存在感のある外観にしたい、という気持ちはよく分かります。
では、外観にこだわるためにはどのような点にこだわればいいのでしょうか?
初めに言っておきますと、ここで挙げるポイントはあくまで一例で、実際は設計士の方と相談してください。設計士の方からは常識を覆す提案が出てくる場合もありますので。
ということで、いくつかポイントを挙げていきましょう。
まず、アシンメトリー、いわゆる左右非対称のデザインです。と言っても、大きく変える必要はありません。例えば、左右で窓の位置をずらす、というだけでもアシンメトリーになり、デザイン性の高い家にすることが可能です。
次に色についてです。色は基本的にはシンプルな方がいいでしょう。ただし、1色だけでまとめてしまうとあまりにもシンプルすぎてしまいます。ですので、基本は2色、多くても3色でまとめるようにしてください。
外観ですので当然屋根の色、というのも考慮に入れたうえでですよ。そしてここでもアシンメトリーというのは意識するようにしてください。
■隠すことで特徴をつけることもできる!
そして、次はあるはずのものを隠す、という手段です。当然通常外観ですと、家ですので玄関や窓というのが見えているのが普通です。それを外から見た時に見えなくする。つまり玄関や窓が見えないように隠す、ということです。
当然玄関や窓をなくす必要はなく、外からは見えなくするということだけで大丈夫です。外塀やベランダなどを活用して本来あるはずのものを見えなくするだけで非常に特徴的なデザインにすることが可能です。
そして、最後は光を活用する、ということです。当然、外観にこだわるのであれば、明るい昼間だけではなく、暗い夜にどのように見えるか、ということにもこだわってください。
暗い夜に外観にこだわるためには、光を効果的に活用することが重要です。家の中からの光を活用するのも手ですが、むしろ家の外から家に光を当てる、ということも考えてみてください。
当然家全体ではなく、部分的にですが。そのため、光を当てて映える色、というのを壁に使う必要がありますので、設計士の方とよくよく相談するようにしてください。
外観に少しこだわるだけで、周りの家とは断然異なったデザイン性の高い外観の家にすることは可能ですので、プラスワン、というのを意識するようにしてみてくださいね。
外観にこだわる!まとめ |
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●デザインは、左右で窓の位置をずらすなど左右非対称にしてみる ●色はシンプルに2色、多くても3色でまとめる ●外塀やベランダを活用して玄関や窓が外から見えないように隠してみる ●家の外から外壁に光を当ててみる |