今では年々減ってきていますが、イグサの匂いが好きで畳のある部屋を作りたい方は多いと思います。畳にはどのような良い点があり、どこにこだわるべきか、ということを紹介していきます。
■今だからこそ見直したい畳の良さ!
『イグサの匂いが好きだから、絶対の畳の部屋を作る!』
このような方も最近増えてきたようです。
しかし、現実には畳のある部屋を持つ家というのは、年々少なってきているようです。特に、マンションでは顕著で、畳の部屋があるマンションというのは極端に減ってきています。
とはいえ、畳には畳の良さ、というのがあります。
畳の良さとしては、吸音効果や安全性、吸湿・防湿効果など、多くの良さがあります。
人が歩く音や、子供が飛び跳ねる音を吸収してくれたり、こけて倒れた時でもフローリングに比べて弾力がありますので子供や高齢者にとって非常に安全でしたり、湿気が多いときは湿気を吸収し、乾燥しているときは水分を放出してくれたり、という嬉しい効果があります。
■畳はイグサの質と畳職人の腕にこだわろう!
そして、畳にこだわるのであれば、こだわるポイントとしては2点!
イグサの質と畳職人の腕です。やはりいい畳というのは、どれだけいいイグサを使っているか、ということと、どんな腕の職人が畳を作っているか、ということにつきます。じっくりと時間をかけて信頼できる畳職人を探してみましょう。
また、畳の場合フローリングと違って、注意する点としてはメンテナンス、という点があります。やはりできるだけ風通しを良くする、ということも大事ですし、重いものを置かない、ということも大事です。
また、傷んでしまった場合でも、すぐに修理をするわけではなく、裏返しにする、ということもできますので、長持ちもするが、手間もかかる、というのが畳だということができるでしょう。
日本の心を忘れないためにも、せっかく作る理想の家に一部屋ぐらい畳の部屋を用意してもいいのではないでしょうか。