住宅地に決めた!でもそれだけでは土地は決まりません。土地を決定するためには、どの街に住むことにして、どの立地にするのか、等々考えるべきことが多くあります。法律面や契約面など、土地を考える上で重要なその他環境について紹介していきます。
■駅から徒歩5分と15分では大きな違い!!
当然のことですが、都心だから、住宅地だから、というだけで住みよい場所と言い切ることはできません。都心にしても、住宅地にしても、田舎にしても、様々な場所があります。
例えば、同じ住宅地であっても、都心まで電車で10分で、駅から徒歩5分の距離にある土地と、都心まで電車で30分で、駅から徒歩15分の距離にある土地とでは、住んでからの過ごしやすさという面で大きな違いがあります。もちろん、購入時の価格としても大きな違いがあります。
このように、土地を考える際には、ただ単に大きなくくりとして都心が良い、住宅地が良い、などと考えるだけでは不十分だと言えます。では、どのような点を考えていく必要があるのでしょうか?
■土地は多面的に考えることを忘れずに!
初めは都心か住宅地か田舎か、という大きなくくりで問題ありませんが、徐々に小さなくくりで考えていく必要があります。
つまり、住宅地の中でもどの街がいいのか、その街の中でもどこに位置する立地がいいのか、周囲の状況はどうなっているか、などなど。
特に、土地という面で考えると、場所によっては建てたい建物を建てることができないということが往々にしてあります。それは法律の面から縛られることが多くなりますので、知らないということが致命的な問題になってしまうことすらあります。
そして、法律だけではなく、不必要なトラブルを事前に防ぐためにも土地の契約という面まで踏み込んだうえで、理想の家の環境を実現するために知っておくべき土地や立地について紹介していきます。