高台に住むメリットとは?

2023年05月12日 追記・変更

生活する上では不便な面も多い高台、とはいえ、高台ならではのメリットというのも数多くあります。不便の陰で見えにくい高台のメリットには、よく言われる見晴らしという点以外にどのような点があるのか、ということについて紹介していきます。

■高台はいい景色!他のメリットは?

高台に住みたい?」においては、主に高台に住むことでの問題点を主眼に置いて紹介していました。しかし、高台には、高台ならではのメリット部分というのも多くありますので、今回はメリット部分に主眼を置いて紹介していきたいと思います。

まず高台のメリットと言えば、「高台に住みたい?」でも紹介していましたが、やはり見晴らしの良さというのは大きなメリットだと言えるでしょう。毎日眺めることになる景色ですので、やはり気持ちがいい景色に越したことはありません。

また、見晴らしがいいぐらい開けていると、良い風通しも期待できます。日々の暮らしの中で景色や風通しがいいと、気分よく毎日が過ごせますね。

そして、高台の次のメリットとしては、地盤の固さという面があります。台地や丘陵地などの高台は、多くの地盤が洪積層で出来ていますので、非常に地盤が固く、地震などの際でも揺れにくいという特徴があります。

■高台は災害にも強く住みやすい!

2011年3月11日東日本大震災が起きました。東日本大震災では、津波についてクローズアップされることが多いのですが、家屋においては地震の被害も多く出ています。そして、地盤沈下等家が傾くなどの被害を受けた地区というのは、多くが海抜の低い地域で起きていました。

一概に言えるものではないのですが、高い地域は地盤が固く、低い地域は地盤に心配な部分があると言えると思います。また、もちろん、高台ですので、地震だけではなく津波自体の被害の心配がないという面も大きなメリットだと言えるでしょう。

津波だけでなく、洪水のリスクも大幅に軽減されます。気候変動による極端な天候が増える現代では、これは大きなメリットとなります。

また、高台の場合第1種低層住居専用地域であることが多く、静かで住みやすい上に、日当たりも良いという面があります。もちろん第1種低層住居専用地域というのは良いことばかりというわけではないのですが、ブランドになりやすい地域であることも確かです。

このように、今回は高台のメリット部分に主眼を置いて紹介していきました。もちろん良い面もあれば悪い面もあり、悪い面があれば良い面もあるものです。

どちらにしても、高台というのは非常に特徴的に立地でもありますので、自分が何を一番大事にしているのかということを見極めたうえで、高台にするのかどうかをよく検討してみるようにしてくださいね。

高台に住むメリットとは?まとめ
●高台のメリットは、見晴らしがよく、地盤が固いため地震の際でも揺れにくく、津波の心配もなく、静かで日当たりも良い
Author: iehome