こだわりの家を作るために建築士に設計を依頼したい、でも設計料の目安が分からないという方も多いと思います。建築士に設計・監理を依頼する際の費用の目安について紹介していきます。
■設計料の目安が分からないとやはり依頼しにくい...
建築士に設計を依頼したいけれども、実際にどれぐらいの費用がかかるか分からないから不安、という方も多いと思います。
また、設計料の分だけ家づくりの総費用が高くなるから今回は建築士に設計を依頼するのはあきらめよう、と考えている方も多いと思います。
しかし、一つの考え方として、建築士にかかる費用の分だけ総費用を安くする提案をしてもらう、という手段もありますので、一つの選択肢として建築士に依頼することも考えてみるのも良いかもしれません。
どちらにしても、ある程度設計料の目安というのを知っておかないと、やはり不安で依頼しにくい、という部分はあると思いますので、今回は設計料の目安について紹介していきましょう。もちろん、あくまでも目安となってしまい、各建築士により家づくりに必要な設計料・監理費用というのは異なるのが通常です。
その差というのは、やはり設計経験の差であったり、建築士としてのブランドの差であったりします。もちろん、設計の難易度によっても変わってきます。
■設計・監理費の目安は2,000万円の工事で10%!
その上で一般的な相場としての設計料としては、工事価格のおよそ10%前後だと言われています。
もう少し細かく目安を規定していくと、下記のようになります。
設計・監理費の目安
工事価格 | 設計・監理費 |
1,000万 | 14% |
1,500万 | 12% |
2,000万 | 10% |
3,000万 | 9% |
4,000万 | 8% |
6,000万 | 7% |
やはり、工事価格が低ければ低いほど、どうしても設計・監理費の割合というのは増えていってしまいます。
逆に、工事価格が高くなればなるほど設計・監理費は下がっていくでしょう。
あくまでも目安ですので、実際に依頼する建築士により変わってくる部分ではありますが、ある程度設計費としてはどれぐらい用意する必要があるか、ということのイメージはついたのではないでしょうか。
工事価格全体で考えればそれほど大きな割合ではありませんので、納得のいく家を作るためにも、建築士に依頼するということも選択肢の一つにはなるのではないでしょうか。