土地の相場を調べるためには、基準地価や路線価を調べるという方法があります。自分が購入した土地は相場より高いのか、低いのかということをどのように調べるかを紹介していきます。
■土地の相場は公示地価、基準地価を調べよう!
『ついに念願の土地を見つけることができた!でも・・・、この坪単価はこのあたりの相場に比べて高いのだろうか、低いのだろうか・・・。』
土地を見つけても、その土地がお買い得なのかどうか、損をしていないかどうか、というのはやはり気になるのが人間の心情というものです。では、土地の相場を調べるためにはどうしたらいいのでしょうか?
土地の価格と密接な関係があるものとしては、公示地価、基準地価、路線価の3つが挙げられます。そして、これら3つを調べることで大体の相場というのが分かります。
まず、公示地価とは、国土交通省、いわゆる国による土地鑑定委員会が毎年一回公示する標準地の価格のことです。
次に基準地価ですが、内容的には頻度も含めてほとんど公示地価とは変わりません。違いは公示地価が価格の基準日が1月1日なのに対して、基準地価は7月1日、というところです。
最後に路線価ですが、実際の土地の相場、という意味合いでいうとあまり関係ないのがこの路線価でもあります。この路線価は主に相続税の計算をするときに使うものですので、今回の対象からは外してしまっても特に差し支えはないでしょう。
■土地の値段はあくまでも需要と供給で決まります!
また、このほかにも土地の相場を調べる手段としては、ネットがあります。結構広い範囲にはなってしまいますが、市区町村レベルでしたらその地域の土地の相場を調べることはそれほど難しくありません。まずはネットで調べてみる、というのもいいかもしれませんね。
ただ、忘れてはいけないこととして、土地の値段というのはあくまでも需要と供給によって変わってきますので、土地の形状や立地によって値段は全く変わってくることがあります。
ですので、実際の相場と比べてどうこうというよりも、自分が理想の家づくりをするために満足できる土地であるかどうか、ということが何よりも重要なのです。
相場より安ければお得感が強くなって嬉しくなりますが、それよりも理想の土地が自分の想定費用の中に収められるかどうか、ということが大事だということは忘れないようにしてくださいね。